「団結している」「美しい友情だ」CL敗戦で批判を浴びるパリSG、超貴重な18人集合カットに反響!

2020年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

豪華メンバーでの食事会

ボルドー戦でパリSGでの得点200ゴールを記録したカバーニ。チームメイトから祝福を受けた。 (C) Getty Images

 現地時間2月23日に行なわれたリーグ・アンのボルドー戦で、4-3という撃ち合いを制したパリ・サンジェルマン。ただ、チャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16第1レグでドルトムントに1-2で敗れた余波は、今もなおフランスで渦巻いているようだ。

 現地テレビ局『BFMTV』によれば、パリSGのサポーター集団「ウルトラス」はボルドー戦であるプラカードを掲げた。そこには「(チアゴ・)シウバ、(キリアン・)エムバペ、ネイマールは勝つことが怖いのか?」と綴られていたという。

 このメッセージは当日の現地テレビ中継でも取り上げられ、名指しで批判されたエムバペは、自身のインスタグラムのストーリー(24時間で消えてしまう投稿)で「勝利への恐れ?」と綴り、不快感を露わにした。

 また、『BFMTV』のコメンテーターはボルドー戦の試合終了間際に退場したネイマールに対し、「試合に出て調子を上げたかったんじゃないのか。不要すぎるレッドだ」と痛烈に批判。「一部の選手の不仲は明らか」と報じるメディアもあるなど、チーム内の問題が続々と報じられた。

 だが、その翌々日に、GKのケイラー・ナバスがある写真を投稿。どうやらボルドー戦後に、選手たちで食事会を行なったようだ。

 先日映像が流出したドルトムント戦後のどんちゃん騒ぎとは異なる、落ち着いた雰囲気のレストランらしき場所に集った18人の選手たちは、各々ラフな姿で肩を寄せ、リラックスした笑顔を浮かべている。

 これを見たファンからは、様々な声が上がった。

「カバーニのパリSGでの通算200ゴールを皆で祝ったのか? いい雰囲気だ」
「僕ら応援団が知っていればいいことは、彼らは団結しているということ」
「なんて美しい友情なんだ」
「この集いが、ドルトムントを破壊するだろう。いま、彼らはとてもいいチームになっている」
「俺にとってのアイドルばかり!」
「我らがクラックたち!誇りに思うよ」

 また、エムバペはこの投稿に「僕のチームだ」とコメント付きで反応。ドルトムント戦でスタメンを外されて激怒したとも言われているマウロ・イカルディも、「美しいチームだ」と発信している。

 欧州制覇を目標に掲げながら、パリSGは、ここ3シーズン連続でCLのラウンド・オブ16で敗退を喫している。3月11日にホームで行なわれる第2レグでドルトムントを逆転できなければ、さらに辛辣な批判を浴びることになるだろう。

 選手たちは団結して、意地をみせることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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