新型コロナウイルスの影響で、韓国のKリーグが開幕延期&ACLでの無観客試合を行なうと発表

2020年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本政府は25日対策会議を行なう

昨季のACL浦和戦で来日した全北現代のサポーター。(C)SOCCER DIGEST

 今週末の2月29日、3月1日に開幕予定だった韓国のKリーグは、2月24日、公式インスタグラムでKリーグ延期を発表した。

「2020シーズンKリーグ開幕延期のお知らせ」と題された投稿では、24日に開かれた緊急理事会で「新型コロナウイルスの感染拡大が収まるまで、2020年シーズンの開幕をひとまず延期」という事が決定し、「深刻な段階を迎えている感染拡大に対して、市民と選手の健康と安全を守るのが最優先事項であり、延期はそのための措置」だという。

 また、当面「ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)のホームゲームも無観客試合を勧告」とする決定も発表された。
 
 この発表を受けて、公式インスタグラムには以下のようなファンのリプライが寄せられた。

「良い決定だと思います」
「すべての選手とファンの方にも健康が一番です!」
「みんな元気に競技場でまた会いましょう」
「試合はみたいけど我慢しましょう」
「一日も早く安定することをねがっています」
「観客はもちろん、選手たちの健康にも直結する問題であるため、延期の決定が正しい」
「本当に残念だけど、正しい選択だと思います」

 開幕を心待ちにしていたファンにとっては残念な気持ちがある一方で、投稿されている意見は概ね理解、賛成を示すものとなった。

 日本では、25日に、政府の対策本部が会合を開き、具体策の策定作業を行なう見通しだ。国の基本方針が決まってからということになるだろうが、先日開幕したばかりの日本のJリーグへの影響も気になるところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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