「これはポルトの女王」「そこまで叩かなくても(笑)」中島翔哉所属のポルト、興奮しすぎた女性サポーターの”ハッスルぶり”が話題に!

2020年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブ公式SNSにアップされたのは…

熱狂的なサポーターを抱えているポルト。 (C) Getty Images

 中島翔哉が所属するポルトガル1部のポルトは、現在、リーグ優勝を強豪ベンフィカと激しく競り合っている。

 現地時間2月23日には第22節が行なわれ、ポルトは終盤87分にSBアレックス・テレスが豪快なミドルシュートを決め、ポルティモネンセを1-0で下した。貴重な勝点3を積み上げたポルトは、暫定で首位に浮上している。

 この劇的な勝利に、サポーターも沸いている。そんななかで話題になっているのが、とある女性サポーターの姿だ。

 ポルトの公式インスタグラムが、試合前にアップした短い動画では、スタジアム観戦中のユニホームを着用した女性が、立ち上がって激しくエキサイトしている。詳細な場面は語られていないが、興奮した様子で、自らの胸にあるポルトのエンブレムを手のひらで何度も力いっぱい叩き、クラブ名を咆哮している様子が見て取れる。

 この力強い様子に、ポルトサポーターはかなり驚いたようだ。「そんなに叩かなくても…」「これはちょっと痛そう(笑)」「いや、席では座ってくれ」といった冷静な意見が飛び交う一方で、女性サポーターに対する賛辞も送られている。

「これはポルトの女王」
「勇敢なポルティスタ(ファンの愛称)に敬意を!」
「ポルトを愛するポルトガル人女性は、私たちの愛するものを守る強さがある」
「史上最高のビデオ!この女性のためにドラゴンズは戦う」
「彼女はまるで私の姿だ」
「このサポーターに会いたい(笑)」
「物事を愛することに、性別や人種は関係ない。それを証明してくれている」

 ポルトでは前節、ギマラエス戦でFWムサ・マレガへの人種差別的なチャントが起こり、激昂したマレガが自身で退場を選択するという衝撃的な出来事が起こった。

 その後、ポルトやセルジオ・コンセイソン監督はマレガを擁護する声明を発表。クラブは、「フットボールを愛する気持ちに差別はない」と発信し、スタジアムにおいて、人種や性別は問われないと発信している。これを受けて、ポルティモネンセ戦では、サポーターがマレガへエールを送るフラッグを掲げる場面も見られた。

 衝撃的な出来事をひとつ乗り越え、チームとサポーターは、ポルトの目標である優勝を目指して、結束力を高めていると言えそうだ。

 今後、ポルトは27日にホームでヨーロッパリーグ、ラウンド・オブ32第2レグのレバークーゼン戦、2日には再びリーグ戦のサンタ・クララとのアウェー戦と過密日程が続く。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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