「"ホンダロード"でブラジルへ?」現地メディアが長友佑都のブラジル入りの可能性に言及も、ネックはやはり…

2020年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファンからの勧誘コメントが殺到

長友は現在、ガラタサライでは選手リスト登録外となり、試合に出場できない状態が続いている。 (C) Getty Images

 果たして、本田圭佑に続いてブラジルでプレーするのだろうか?

 先日、トルコ1部のガラタサライに所属する長友佑都に対して、インテル時代の同僚であり、現在ブラジル1部のヴァスコ・ダ・ガマに所属するフレディ・グアリンが「ともにプレーしよう、兄弟」と自身のSNSで発信したことが話題になった。

 ガラタサライに籍を置き、2020年6月までの契約を結びながらも、長友は現在、リーグでプレーすることができない飼い殺し状態に陥っている。チームはトルコ・サッカー連盟に対するシーズン後半の選手リストに長友を含めておらず、公式戦出場が不可能となったためだ。

 そんな長友の境遇を知り、グアリンの呼びかけに現地ブラジルのサポーターが反応。インスタグラムやツイッターに「ヴァスコに来て!」というコメントが400件以上殺到しているのだ。

 この事態に、現地メディア『Lance!』も反応。「ユウト・ナガトモは"ホンダロード"でブラジル入りする可能性がある!」と報じながらも、ある問題点を指摘している。

「セリエAでプレーし、日本代表を経験しており、実績、キャリアともに十分。だが、年俸200万ユーロ(約2億5000万円)という金額がネックだ。とてもヴァスコに支払える金額とは思えない」

 だが、それでもブラジルが盛り上がるのは、本田圭佑がボタフォゴを選択した理由に起因するようだ。同メディアは、「ホンダの決断にはファンの熱意がSNSを通じて伝わったことが大きく関係している。これは、伝説の始まりになる可能性は低くないとファンは信じ、ナガトモを招くキャンペーンを展開している」と伝えている。

 日本代表DFであり、33歳を迎えている長友。もちろん、移籍はガラタサライでの契約を満了してからになる可能性も残されているが、次なる新天地にはブラジルも選択肢に入るのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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