ポルティモネンセにウノゼロで勝利、ポルトが暫定首位に浮上! 中島翔哉は後半途中出場し…

2020年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

中島投入が流れを変え、ポルトは貴重な勝点3を積み上げる

前線を活性化させるために後半から投入された中島。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間2月23日、ポルトガル・リーグの第22節が行なわれ、ポルト対ポルティモネンセは1-0でホームチームが勝利した。

 日本人選手が所属する両チームで、先発したのはポルティモネンセのGK権田修一。ポルトの中島翔哉、ポルティモネンセの安西幸輝はベンチスタートとなった。今冬に加入した西村拓真はベンチ外となっている。

 リーグ2位と好調が続くポルトだが、前半から5バックを選択したアウェーチームの堅守に苦しめられる。

 26分、40分と好機を創出するが、ソアレス、マレガのシュートは権田の好セーブに防がれる。さらに、42分にはポルトに所属していたこともあるジャクソン・マルティネスを、ペナルティエリア内で倒してしまい、VARでPK判定に。しかしこれは、マルティネスが枠上に大きく外し、失点のピンチを凌ぐ。

 スコアレスで迎えた後半、54分にポルトはソアレス、ウリベに代えてゼ・ルイスと中島を投入。中島は58分にドリブルからFKを獲得するが、このセットプレーはキッカーのミスでチャンスをふいにしてしまう。

 70分にも中島がエリア外で倒されて獲得したFKからマルカーノがヘディングシュートを放つが、これも力がなく、権田に難なくキャッチされた。

 だが、その堅守が崩れたのが終盤の87分。中島とコロナのワンツーから、マルカーノがフォローに入ったパスを、走り込んだSBアレックス・テレスが豪快なミドルシュートを決めてポルトが先制に成功する。

 ポルトはこの1点を守り切り、勝点3を積み上げて暫定首位に浮上。明日試合の2ポイント差で暫定2位に転落したベンフィカは、ジウ・ヴィテンセとアウェーで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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