公式戦8連勝中の神戸から横浜FCが先制!クラブ13年ぶりのJ1での得点は大卒ルーキー

2020年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制点がプロ初ゴール!

明治大在学中から横浜FCに特別指定を受けていた瀬古樹。写真:徳原隆元

 2020シーズンが開幕したJリーグは、2月23日に各地で第1節の4試合を開催した。ノエビアスタジアム神戸で、16時キックオフで行なわれている、ヴィッセル神戸対横浜FCの一戦は、アウェーの後者が先制点を奪った。

 天皇杯、富士ゼロックス杯と今年に入って立て続けにタイトルを獲得している神戸は、昨季終盤から、公式戦8連勝中。初のACL出場でも連勝を飾るなど好調を維持している。

 先発は、中盤にイニエスタ、サンペール、山口蛍。GKに前川黛也を起用、前線は郷家友太、藤本憲明、古橋享吾という顔ぶれになった。

 一方、13年ぶりにJ1の舞台に返り咲いた横浜FCは、J1最年長出場も期待されていた三浦知良がベンチ外、中村俊輔が先発に名を連ね、ベンチには松井大輔が座る。
 
 試合は、ホーム神戸のペースで進むものの、最後の場面で決定機を作りだせずにいた。すると24分、志知が思い切って左サイドを単独突破し、敵陣深くまで侵入。クロスボールを供給すると、ゴール前で一美と中山が相手DFと競り合い、こぼれたボールに走り込んできた瀬古樹が、ペナルティエリア内中央から右足を振り抜きネットを揺らす。明治大を今春卒業するルーキーの瀬古は、このゴールがプロ初得点となった。

 先制に成功した横浜FCが押し込まれる場面も多かったものの、時折見せる効果的なカウンターで神戸と渡り合い、1-0で前半を折り返した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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