【J1採点&寸評】仙台1-1名古屋|MOMは移籍後初弾の名古屋“11番”!! 劣勢の仙台で救世主となったのは…

2020年02月22日 小林健志

仙台――再三のシュートストップで勝点1ゲットに大きく貢献

【警告】仙台=平岡(59分) 名古屋=米本(86分)
【退場】仙台=なし 名古屋=なし
【MAN OF THE MATCH】阿部浩之(名古屋)

[J1リーグ1節]仙台1-1名古屋/2月22日(土)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5

ルヴァンカップ浦和戦での大敗を受け、ブロックを組んで背後にロングボールを送る形で現実的な戦いにシフト。後半は相手にボールを持たれたが、ドローに持ち込めたのは収穫。ただ攻撃に厚みは出せなかった。

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6.5

劣勢の中、ゴール前で落ち着いたシュートストップを見せ、87分にはフリーになった山﨑のシュートを止めるビッグセーブも見せ、勝点奪取に大きく貢献した。

DF
4 蜂須賀孝治 5.5

五輪代表候補の相馬と対峙したこともあり、守備対応に追われ、持ち味のクロスボールによる攻撃をあまり見せられなかった。

23 シマオ・マテ 6
前半セットプレー崩れのチャンスでこぼれ球を確実にゴールに押し込み先制点を取れたのは良かった。最後尾で相手の攻撃をよくはね返したが、失点時はマテウスの動きにつられてしまった。

13 平岡康裕 5.5
高さ勝負では強さを発揮できたが、奪ったボールを自陣でつなげる時、周囲との呼吸が合わずミスもあった。

36 柳 貴博 5.5
パワフルなドリブル突破や、対人守備の強さを見せたが、失点シーンは前田に抜かれてしまい、その後は慎重なプレー選択をせざるを得なかった。とはいえ3日前合流で即先発出場という点を考えれば、及第点の出来。
 
MF
16 吉野恭平 5.5

ルヴァンカップ浦和戦の時よりは、攻守に持ち味を出し、守備では周囲のサポートによく動いた。まだフィットし切れていない感もあり、さらに攻守における存在感を高めていきたい。

8 松下佳貴 6
まずは守備の改善が重要な試合で、しっかりと守備でハードワークすることができた。ただ、その分攻撃に絡む場面は少なくなった。
 

次ページ仙台――先制弾をアシストした赤﨑は攻守に献身的な姿勢を見せるも…

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