昨季の最少失点チームは健在!C大阪が前半のB・メンデス弾で大分を1-0撃破!

2020年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

C大阪・新加入の坂元達裕が右サイドで存在感

前半8分のCKで得点を決めたブルーノ・メンデス(中央)。写真:徳原隆元

 2月21日に開幕したJリーグは、22日、第1節の4試合を各地で開催した。ヤンマースタジアム長居で行なわれた、セレッソ大阪対大分トリニータの一戦は、1-0でホームのC大阪が完封勝利を収めた。

 試合はゾーンで守るC大阪に対し、ボールを保持する大分という構図で進んで行く。

 大分はDFへの果敢なプレスから知念慶がボールを奪い、ファーストシュートを放つ。これはGKのキム・ジンヒョンが右手一本で防ぐ。

 大分ペースで進むかに思われた矢先、C大阪が立て続けにCKのチャンスを迎える。3本目となった左のCKで、清武弘嗣が供給したクロスボールに反応し、ニアサイドに飛び込んだブルーノ・メンデスが頭で合わせてゴールを決める。8分、C大阪が1-0と先制に成功する。
 
 大分にボールを持たせているC大阪だが、昨季のJ1で最少失点を誇る守備は健在。パスコースを消し、誘い込んでハメるディフェンスで大分に決定的なチャンスを作らせない。

 後半に入り、C大阪がボールを保持し、攻める時間が増えると、両チームにチャンスが生まれる。

 54分には大分の松本怜が右サイドからDFとGKの間に落ちる絶妙なクロスを供給。飛び込んだ知念がGKと1対1のチャンスを作るものの、オフサイドの判定に。さらに60分、左サイドの田中達也が敵陣深くから鋭いクロスを送ると、ペナルティエリア内で松本が反応。上手く頭で合わせたものの、これは右のゴールポストに嫌われた。

 C大阪は右サイドで先発起用された坂元達裕が、苦しい場面でのボールキープやドリブルでの突破など、随所に存在感を発揮。69分にはカットインから強烈なミドルシュートを放つがこれは枠外に飛んでしまった。

 大分は新加入の渡大生と野村直輝を投入し得点を狙いに行く。一方のC大阪も柿谷曜一朗や、新加入の豊川雄太を投入するなど、次の1点を狙い両チームのベンチも動く。

 しかしスコアはこのままで推移し、前半の1得点を守り切ったC大阪が1-0で勝利を収めた。

 次節、C大阪は鳥栖と敵地で対戦、大分は清水をホームに迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【C大阪 1-0 大分 PHOTO】セレッソ咲く。B・メンデスの電撃ゴールで開幕戦を勝利で飾る
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