「クボが47231人の観衆を黙らせる」「強烈なショット」1G1Aの久保建英をスペイン紙が称賛!

2020年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

約3か月ぶりのゴール

6試合ぶりの先発で1G1Aの大活躍を見せた久保。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 2月21日に開催されたラ・リーガ第25節で、久保建英が所属するマジョルカがベティスと対戦。序盤から撃ち合いとなったゲームは、3-3のドローで決着した。

 この試合でマジョルカの全3ゴールに絡んだのが、右サイドハーフで6試合ぶりの先発を飾った久保だ。

 開始16分、右サイドでパスを受けるた18歳は、カットインから左足でシュート。敵にリフレクトしたボールがクチョ・エルナンデスに渡り、先制ゴールに繋がった。

 19分にPKで追いつかれて迎えた27分には、クチョのヒールパスを受けて左サイドを抉り、絶妙の折り返し。これを主砲アンテ・ブディミルが巧みな反転からゴールにねじ込み、久保にとって今季3アシスト目となった。

 マジョルカは35分にこの試合2度目のPKを献上すると、48分にはホアキン・サンチェスにゴラッソを叩き込まれて逆転を許す。しかし、70分に最大の見せ場がやってきた。

 中央でボールをキープし、対峙したマーカーをひとりかわしてエリア内に進入すると、フェイントを入れながら右足を一閃。DFの股間を受けたシュートがGKホエル・ロブレスの手を弾いてゴールに吸い込まれた。久保にとっては、13節のビジャレアル戦以来となる約3か月ぶりの今シーズン2点目となった。
 
 1得点・1アシストをマークした久保を現地メディアも称賛。全国紙『AS』が、「クボが47231人の観衆を黙らせる」といってゴール動画を紹介すれば、マジョルカの地元紙『Diario de Mallorca』は、「GKホエルの反応を上回る強烈なショットを叩き込んだ」と称えた。

 5試合連続でスタメン落ちした鬱憤を晴らすかのような活躍を見せた久保。レギュラー奪回に向けて、強烈なアピールになったのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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