【EL結果一覧】インテル、ローマ、アーセナルが先勝もマンU、アヤックスは…ハット達成の鎌田大地、ポルト中島翔哉ら日本人選手の結果は?

2020年02月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

鎌田劇場は終わらない

勝ち越しゴールが奪えなかったマンU。67分から新戦力のイガロを投入も不発に終わる。(C)Getty Images

 現地時間2月20日、ヨーロッパリーグ(CL)ラウンド・オブ32の第1レグが欧州各地で行なわれた。

 フランクフルトの長谷部誠と鎌田大地、レッドブル・ザルツブルクの奥川雅也がいずれも先発出場して実現した「日本人対決」は、鎌田の独壇場となった。

 12分にトゥーレの絶妙なパスを受けて、冷静にネットを揺らして、先制ゴールを奪った鎌田は43分、ソウのスルーパスに反応して巧みな動き出しで敵DFラインを破り、最後は追ってきたDFを巧みにかわして2点目をゲットする。

 鎌田劇場はまだ終わらない。53分にも左サイドからのクロスにヘッドで合わせ、ハットトリックを達成。これで今シーズンのELで6点目となった。

 その3分後にもコスティッチの一撃で加点したフランクフルトが、PKで1点を返されたものの、4-1で圧勝。ボランチでフル出場した長谷部も的確な守備で白星に貢献した。対照的に見せ場を作れなかった奥川は、前半のみでベンチに退いている。

 敵地でクラブ・ブルージュと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、いきなリードを奪われる。15分に最終ラインの裏を突かれると、中途半端に飛び出したGKロメロの頭上を嘲笑うかのようなループシュートを決められ先制を許した。

 その後も猛攻を受けるも何とか凌いだアウェーチームは36分、敵のスローインを掻っさらったマルシアルが、そのままひとりで持ち込んで冷静にフィニッシュ。同点に追いつく。

 後半は主導権を握ったユナイテッドだったが、相手GKミニョレの牙城を崩せず。1-1のドローに追わった。

 同じくイングランド勢のアーセナルは敵地で難敵オリンピアコスと激突。攻め手を欠き、苦しい展開となるが、81分にサカのクロスをラカゼットが流し込み、1-0の白星を挙げた。

 敵地でレバークーゼンと対戦したポルトは、1-2で敗戦。2点ビハインドの61分からトップ下で途中出場した中島翔哉は、鋭いドリブルでファウルをもらったシーン以外は見せ場を作れなかった。

 また、AZの菅原由勢はLASK戦に73分から途中出場。チームは終盤に追いつき、1-1のドローに終わっている。
 

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