「クラブは証拠があると言っていたけど、本当か…」メッシがバルサのSNS不正工作騒動に初めて言及!注目の去就についても語る

2020年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に、おかしな問題だと思った」

SNS不正操作の“攻撃対象”になっていたとされるメッシが口を開いた。(C)Getty Images

 バルセロナを巡る騒動が大きくなる中で、彼の発言を待っていた者は多い。

 クラブ首脳陣が契約企業にSNSで不正工作するように働きかけていたとの疑惑に、リオネル・メッシが言及した。自身も"攻撃対象"だったとされるメッシは、ほかのチームキャプテンらとともに、2月18日にジョゼップ・マリア・バルトメウ会長と話し合ったと報じられている。

 スペイン紙『Marca』によると、メッシは『Mundo Deportivo』のインタビューで「移動中だったので(知らせに)ちょっと驚いた。到着してからだいたいすべてを知ったんだ」と話した。

「会長から言われたのは、彼が公に言ったのと同じことだ。こういうことが起きるのは不思議だと思っているのが本当のところだよ。でも、クラブは……証拠もあると言っていた。本当かどうか、待ってみなければいけない。多くを話すことはできないよ。どうなるか、待ってみないと。本当に、おかしな問題だと思ったね」
 
 工作疑惑は、メッシの去就を巡る噂にも影響した。シーズン後にフリーで退団できる条項が契約に含まれていることもあり、バルトメウ会長らとの関係悪化から、メッシが移籍するという噂だ。

 だが、メッシは「バルセロナを離れるなんて考えられない。クラブが望むのなら、僕は続けることにまったく問題ない」と話している。

「僕はまたチャンピオンズ・リーグで勝ちたい。ラ・リーガでも勝ち続けたいんだ」

 バルセロナでの生活についても、「とても居心地が良い。(故郷)ロサリオはとても恋しいけど、バルセロナを愛しているんだ」と答えた。

「ここが僕の家だ。アルゼンチンよりここでの生活のほうが長くなった。バルセロナを愛している。自分がとても好きな生活をしているよ」

 愛するバルセロナでもう一度欧州を制したい――絶対エースの願いは叶うだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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