「一つになって戦えた」神戸、古橋の3戦連発&劇的弾でアウェー水原戦に勝利!今季3連勝でJ1開幕戦へ

2020年02月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゴールで報われた」

終了間際の90分に決勝点を奪った古橋。チームのACL2連勝に大きく貢献した。(C) Getty Images

 公式戦3戦連発と絶好調だ。古橋亨梧が土壇場の90分に劇的な決勝点を決め、ヴィッセル神戸がACL2連勝を飾った。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は2月19日、グループステージ2節を各地で開催。水原ワールドカップスタジアムでは、水原三星対神戸の一戦が行なわれた。

 試合は膠着した展開が続き、0-0のまま終盤へ。すると90分、"魔術師"のタクトから華麗なコンビネーションプレーが繰り出される。左サイドでボールを保持したアンドレス・イニエスタから絶妙な浮き球のパスが、DFの背後を突いた酒井高徳の足もとへ。淀みないトラップから抜け出した酒井は正確なクロスをゴール前に供給すると、走り込んだ古橋が右足でネットを揺らした。

 会場の水原ワールドカップスタジアムは、韓国でも人気の高いイニエスタ効果も手伝って前売りチケット2万枚が完売。試合中は、多くのホームサポーターの歓声が響き渡っていたが、土壇場で日本代表FWがその雰囲気に水を差した格好だ。

 決勝点を決めた古橋は「チームが90分、一つになって戦えた。ゴールでそれが報われた」と決して楽な展開ではなかった試合を振り返り、ゴールの意義を語った。

 これで古橋は公式戦3戦連続ゴール。チームも今季3連勝という最高の流れで、2月23日に行なわれる横浜FCとのJ1リーグ開幕戦を迎えることとなる。古橋は「神戸や、ここに来て応援してくれたファンの皆さん、本当に応援ありがとうございます。今日の勝利は皆さんのおかげ。次も頑張ります」と、サポーターに感謝を述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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