「見栄を張りたがる」「個人プレーに走っていては…」マンUのブラジル代表MFが低調なチームに苦言!

2020年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分のためにゴールを決めたがっていては…」

1年目はチームにフィットできずに苦しんだフレッジ。今季は中盤で存在を示している。(C)Getty Images

 プレミアリーグで首位を独走する宿敵リバプールには、28ポイントもの差をつけられている。チャンピオンズ・リーグ出場ラインとも6ポイント差。そして何より、欧州への切符も得られない順位に低迷している。

 マンチェスター・ユナイテッドの関係者とファンが望んでいた事態でないことは確かだ。

 中盤の一角を担うフレッジは、チーム全員が同じ方向を見ていないことが問題と感じているようだ。『ESPN』によると、ブラジル・メディアのインタビューでリバプールやマンチェスター・シティに追いつくために必要なものを問われると、フレッジは「たくさんある。少し創造性も足りない」と述べた。

「僕たちはすべてにおいて改善する必要がある。チーム内の団結とかね。グループの中で虚栄心があるんだ。僕たちは同じ目標に集中しなければいけない」

「全員が同じ目標を心に持っている時は、前に進みだせる。でも、ひとりが個人プレーに走ったり、自分のためにゴールを決めたがっていては、前進するのがもっと難しくなってしまう」
 
 成績不振からオレ・グンナー・スールシャール監督に対する批判は後が絶えない。だが、フレッジは「監督は良い人だし、良い指導者だよ」と、昨季途中から指揮を執るスールシャールを擁護した。

「彼は若い指揮官だ。成長し、向上していくだろう。彼は僕たちを助けてくれるはずだ」

 だが、今後もスールシャールがフレッジらを指導するには、結果を伴うことが必要だ。ウインターブレイクを境に、スールシャール・ユナイテッドはフレッジが求めるように団結し、流れを引き寄せることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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