「正直、目障り…」「真剣じゃないと思われる」ネイマールの“豪華誕生日パーティー”にトゥヘル監督が苦言!

2020年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

豪華ゲストが参加した生誕祭

「白」のスーツに身を包み、パーティーに参加したネイマール。指揮官の苦言はお構いなし? (C) Getty Images

 ブラジルが生んだメガクラッキの"生誕祭"が今年も盛大に行なわれた。

 現地時間2月2日、3日後に28歳となるブラジル代表FWネイマールの誕生日パーティーがパリ市内で行なわれた。

 もはや恒例行事となっているこのパーティー。「白」がテーマとなった今年は、白いスーツやドレスを身に纏ったパリ・サンジェルマンや他チームの選手たち、さらには親族やクラブスタッフなど業界関係者が一堂に会した。

 だが、そこにパリSGを率いるトーマス・トゥヘル監督の姿はなかった。英紙『The Sun』によれば、46歳のドイツ人指揮官は、パーティーの前日に行なわれたモンペリエ戦(リーグ・アン第22節)の会見で、「出席するかは分からないし、ここでは言わない」と明かしたうえで、こう語っていたという。

「ネイマールのパーティーは目障りだ。これは本音だよ。なぜなら、私たちが真剣ではないと思われるからね」

 なんとも手厳しい発言だが、トゥヘルはコメントの真意も明かしている。

「私は常に選手を守りたいと思っているし、彼らを愛している。だから、私が彼らに何かを伝えたい時や厳しく律しないといけない時は、面と向かって言いたいんだ。

 だからこそ、ネイ(ネイマール)の誕生日は邪魔だと思うんだ。私たちがプロフェッショナルではないと思われかねないんだ。物事は白と黒だけでは決められない。人々が、白黒つけたがるのは理解できる。けど、私たちが100パーセント集中できていないと思われるから、残念だが、彼の誕生日パーティーに興味はない」

 パリSGは、誕生パーティーが催された3日後にリーグ・アン第23節のナント戦を控えているため、気を引き締める意味であえて厳しい言葉を送ったのだろう。はたして、指揮官の想いは、エースの耳に届くのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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