山形が元U-23ブラジル代表ストライカーを完全移籍で獲得! トゥーロン国際大会で得点王の経験も

2020年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

山形は実績豊富な点取り屋を獲得し5年ぶりのJ1復帰を目指す

山形へ完全移籍で加入したFWヴィニシウス・アラウージョ。(C)MONTEDIO YAMAGATA

 J2モンテディオ山形は2月3日、ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマよりFWヴィニシウス・アラウージョを完全移籍で獲得したことを発表した。なお背番号は9に決定した。

 ヴィニシウス・アラウージョはブラジル出身の26歳。2013年にクルゼイロ(ブラジル)のアカデミーからトップ昇格し、初年度から21試合・8得点を記録。チームのブラジル1部リーグ優勝に貢献すると、2014年からはバレンシア(スペイン)に移籍し、リーガデビューを果たした。その後もベルギーの古豪・スタンダール・リエージュや、スペインのレアル・サラゴサに加入するなど、海外経験も豊富なストライカーだ。

 また、年代別のブラジル代表経験もあり、2013年に選ばれたU-20代表では、トゥーロン国際大会で得点王に輝いており、2015年には自国開催となったリオ五輪のメンバー候補となるU-23ブラジル代表として、強化試合にも招集されている。

 クラブは同選手の特徴を、「高い技術を持ち、密集地でもボールを受ける能力が高く、タイミングの良い動き出しでDFの背後を狙うことができ、高いシュート技術でゴールを狙う。周囲との連携する能力もあり、コンビネーションで味方を生かしてゴールチャンスを生み出す」と説明している。

 
 加入にあたり、山形の公式サイトで発表されたヴィニシウス・アラウージョのコメントは以下の通り。

「みなさんこんにちは!モンテディオ山形に加入したことをとても嬉しく思います。加入が遅くなってしまいましたが、出来るだけ早くコンディションを上げていき、チームに貢献できるよう頑張りますのでよろしくお願いします」

 山形は実績豊富な点取り屋を前線に加え、2015年以来6年ぶりのJ1昇格を目指す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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