7年間半在籍したサウサンプトンを離れる
半年間のレンタルでサンプドリアへの移籍が決定した吉田。 (C) Getty Images
セリエAのサンプドリアは移籍期限最終日となった1月31日、サウサンプトンから吉田麻也を獲得したことを発表した。
2020年6月30日までの半年間レンタルで、移籍専門記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のサイトによれば、20万ユーロ(約2500万円)のローン料が発生。買い取りオプションも付帯されているようだ。
2020年6月30日までの半年間レンタルで、移籍専門記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏のサイトによれば、20万ユーロ(約2500万円)のローン料が発生。買い取りオプションも付帯されているようだ。
12年夏にオランダのVVVからサウサンプトンに加入した吉田は、毎シーズンのように厳しい定位置争いを強いられながら、名手たちとのポジション争いに打ち勝ってきた。
だが、0-9の大敗を喫した昨年10月のレスター戦(プレミアリーグ10節)でラルフ・ハーゼンヒュットル監督の信頼を失い、以後はベンチを温める日々。出場機会を求めて、1月の移籍を画策していた。
そんな吉田に目をつけたのが、現在セリエAで16位と苦しむサンプドリアだった。10月に成績不振でエウゼビオ・ディ・フランチェスコを解任して、レスターを「奇跡のプレミアリーグ制覇」に導いたクラウディオ・ラニエリ監督を招聘し、何とか降格圏は脱出したものの、いまだにチームは低迷。経験のある日本代表CBには、残留の切り札としての活躍が期待される。
ただ、サンプドリアのファンも手放しで喜んでいるわけではないようだ。吉田の移籍決定を伝えたクラブの公式SNSには、「ようこそ」「ガンバレ」といった歓迎のコメントが寄せられた一方、「正直、もっと違う何かを期待していた」といった、マッシモ・フェレ―ロ会長の補強に不満を表わすメッセージも書き込まれている。
元日本代表FWの柳沢敦以来、クラブ2人目の日本人選手となった吉田は、サンプドリアのファンを納得させるパフォーマンスを見せられるのか。31歳でのイタリア挑戦に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
だが、0-9の大敗を喫した昨年10月のレスター戦(プレミアリーグ10節)でラルフ・ハーゼンヒュットル監督の信頼を失い、以後はベンチを温める日々。出場機会を求めて、1月の移籍を画策していた。
そんな吉田に目をつけたのが、現在セリエAで16位と苦しむサンプドリアだった。10月に成績不振でエウゼビオ・ディ・フランチェスコを解任して、レスターを「奇跡のプレミアリーグ制覇」に導いたクラウディオ・ラニエリ監督を招聘し、何とか降格圏は脱出したものの、いまだにチームは低迷。経験のある日本代表CBには、残留の切り札としての活躍が期待される。
ただ、サンプドリアのファンも手放しで喜んでいるわけではないようだ。吉田の移籍決定を伝えたクラブの公式SNSには、「ようこそ」「ガンバレ」といった歓迎のコメントが寄せられた一方、「正直、もっと違う何かを期待していた」といった、マッシモ・フェレ―ロ会長の補強に不満を表わすメッセージも書き込まれている。
元日本代表FWの柳沢敦以来、クラブ2人目の日本人選手となった吉田は、サンプドリアのファンを納得させるパフォーマンスを見せられるのか。31歳でのイタリア挑戦に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部