本田圭佑がボタフォゴ移籍で合意!「#本田さんボタフォゴに来て」が現実に?

2020年01月28日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ハッシュタグがブラジルの1位に。

ボタフォゴ移籍が報じられた本田。

 元日本代表MFの本田圭佑の新天地はブラジルになりそうだ。現地時間1月28日、現地メディアの『ランセ!』が「ボタフォゴが本田と合意した」と報じた。
 
 本田は昨年11月にオランダのフィテッセと契約したが、CSKAモスクワ時代の恩師でもレオニード・スルツキ監督が解任されたことを受けて、12月23日に同クラブを退団。以降は無所属の状態が続いている。
 
『ランセ!』によれば、1月中旬に本田サイドとボタフォゴが接触を開始。そこから交渉を続け、2020年12月までの1年契約で合意したという。給与は固定額に加え、出場数やゴール数に応じたボーナスが設定された模様だ。さらに同メディアはこう続ける。
 
「本田にはアジア大陸のクラブからオファーがあったが、彼は興味を示さなかった。彼がボタフォゴ入りを決めた理由のひとつが、熱狂的なファンの存在だ。インスタグラムに集まったコメントに感銘を受けたようだ。また、サポーターはツイッターでハッシュタグを作り、それが世界的なトレンドになった。ボタフォゴは経済的な面での本田の貢献も期待している。日本で最も有名な選手の一人が加入することで、多くのスポンサーを惹きつける可能性がある」
 
 本田のボタフォゴ移籍が取沙汰されて以降、現地ファンが「#本田さんボタフォゴに来て」を拡散。日本時間28日17時の時点でこのハッシュタグは、「ブラジルのトレンド」で1位になっているほどだ。
 
 ボタフォゴは全国リーグを2回、州リーグを21回、南米版CLであるコパ・リベルタドーレスを2回制覇している古豪。2019年シーズンの全国リーグは15位に低迷し、なんとか1部リーグに残留していた。
 
 かねてからオーバーエイジでの東京オリンピック出場を目標に掲げている本田が、新たなクラブを探しているのは確実。これまで日本(名古屋)、欧州(VVV、CSKAモスクワ、ミラン、フィテッセ)、中米(パチューカ)、オセアニア(メルボルン)と、まさに世界中のクラブを渡り歩いてきたレフティーの新天地は、本人とって未開の地であるブラジルのボタフォゴになるのだろうか。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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