国王杯で新旧日本代表MFの初対決が実現! 香川真司が先制点をアシストしたサラゴサが久保建英フル出場のマジョルカに快勝!

2020年01月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ともにトップ下で先発出場

コパ・デル・レイで香川(左)と久保(右)の初対決が実現した。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間1月21日に開催されたコパ・デル・レイ(国王杯)のラウンド・オブ32で、香川真司が所属する2部のサラゴサと、久保建英がプレーする1部マジョルカが激突。ともにトップ下でスタメン出場した新旧日本代表MFの直接対決が実現した。

 最初に決定機を作り出したのは、ホームのサラゴサだ。23分、香川が直接FKでゴールを狙うも惜しくもクロスバーに阻まれる。8分に主審への抗議でいきなりイエローカードをもらったのはいただけなかったが、23番は立ち上がりから積極的にボールに絡んでリズムを作り出す。

 4-1で快勝した2日前のバレンシア戦(ラ・リーガ20節)から8人を入れ替えたこともあり、その後もサラゴサにボールを支配されたマジョルカは44分、右サイドでボールを受けた久保がひとりをかわして切れ込み、右足でクロス。しかし、DFブドゥル・ラーマン・ババがボールを収められず、チャンスを逸する。

 後半立ち上がりの48分に均衡を破ったのはサラゴサだった。バイタルエリアでボールを受けた香川が右サイドでパスを送ると、ブランコがフェイントを入れて左足を一閃。鮮やかな一撃でネットを揺らす。日本代表MFは、これが今シーズンの公式戦2つ目のアシストとなった。

 さらにその6分後にも、カウンターからリナレスのパスを受けたプアドが左足でゴールに流し込み、追加点を奪う。

 その後もゲームを支配したサラゴサは、75分にも裏へ抜けたソロの折り返しをリナレスが決めてダメ押し点。85分にフェバスの強烈なシュートで1点を返されたものの、1部チームを相手に3-1の快勝を飾り、ベスト16に駒を進めた。

 香川と久保はともにフル出場。軍配は一回り年上の先輩に上がった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


 

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