「シャビと並んでコーチをするのも悪くない」イニエスタが盟友とのタッグに前向き? スペイン・メディアに明かす

2020年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「遅かれ早かれバルサに戻ってくる」

先日は「日本で引退したい」とも発言していたイニエスタ。指導者の道へ進む意志が固まりつつあるようだ。(C)SOCCER DIGEST

 元旦の天皇杯決勝でヴィッセル神戸に初タイトルをもたらしたアンドレス・イニエスタ。束の間のオフに入って、故郷スペインに戻り、先日は古巣バルセロナの練習場を訪れたことがニュースとなった。

 その元スペイン代表MFが、ラジオ局の『Cadena Cope』と『Radio MARCA』の共同インタビューに応じ、バルサでもスペイン代表でも阿吽の呼吸を見せた、盟友シャビについて言及した。『MARCA』紙が伝えている。

 イニエスタは、「シャビと並んでコーチをするのも悪くない」と指導者となることに前向きな発言をしながらも、「いまは不可能だ」と語り、こう続けた。

「特定のチームでともに働きたいと言っているわけじゃないけど、時間が経つにつれて、(引退後は)指導者になるのがいいと思いはじめている」
 

 周知の通り、現在カタールのアル・サッドで指揮を執るシャビはこの程、古巣のバルサから監督就任のオファーを受けたが「時期尚早」だとしてこれを固辞。結局、リーガ王者は、エルネスト・バルベルデ監督の首を切り、昨シーズンにベティスを率いたキケ・セティエンを招聘している。

「いつだってシャビに(バルサの)監督になってほしいけど、彼自身が思い描いていたことがあるんだろう。遅かれ早かれ、シャビはバルサに戻ってくると思う」

 シャビ監督の横に、コーチのイニエスタが座る――。バルセロニスタにとっては、たまらない"タッグ"が、いつの日か実現するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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