【川崎|新体制】ふたつのサプライズ発表が…!背番号は新加入の山根視来が13番、三笘薫が18番に決定

2020年01月11日 本田健介(サッカーダイジェスト)

発表されたのは新助っ人の加入と…

新体制会見を行なった川崎。新加入選手たちが意気込みを語った。前列左から丹野、神谷、三笘、宮城、イサカ、後列左からジオゴ・マテウス、鬼木監督、山根。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 1月11日、川崎が新体制発表会見を行なった。今季のスローガンは「GET NEXT 青き意志とともに。」。藁科義弘社長は「今までと同じことをしていても置いてけぼりを食ってしまう。新しいことを積み上げていきたい」とその想いを口にした。

 昨季、ルヴァンカップを初制覇したものの、目標だったリーグ3連覇を逃したチームは、湘南から山根視来を補強したほか、順天堂大の旗手怜央(U-23アジア選手権出場のためにこの日は欠席)、筑波大の三笘薫(川崎U-18出身)らルーキー5人を迎え、J2の山口にレンタル移籍していた宮代大聖を呼び戻すなど、新陳代謝を促進した。

 またこの日はコリチーバから新助っ人のジオゴ・マテウスの加入を発表。庄子春男GMによると「非常にテクニックがあって攻撃的」な右SBで、プレースキックの精度も高いという。

 一方で庄子GMは「初のクラブの試みですが、加入後すぐのレンタル移籍を試みようと思っています。今回は2人の選手がレンタルで移籍する予定です。ひとりは(JFLのHonda FCから加入した)遠野大弥選手(福岡へのレンタル移籍が発表済み)、そして宮城天選手を富山にレンタルで出します。ともに将来的に有望な選手ですので、ひと回りもふた回りも成長して戻ってきてもらいたいです」と今オフに川崎U-18から昇格した宮城のJ3・富山へのレンタル移籍も発表された。
 このふたつのサプライズ報告を経て、29人のメンバーで新シーズンをスタートさせることになる。そのなかで山根は「持ち出しやFWへの縦パス」、三笘は「ドリブル突破やスルーパスを活かして勝利に貢献したい」と語るなど、各選手が自らの持ち味をアピール。

 ジオゴ・マテウスは「神に感謝したいです。これまで難しいことはありましたが、ここにいられるのは神のお陰です。また家族に感謝したいですし、社長、強化部、監督には自分を選んでくれて感謝したいです。自分にできることを精一杯取り組みたいです。日々の努力から良い結果を出したいと思います」と意気込みを語った。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

【川崎新体制PHOTO】今年も楽しい音楽との融合イベントとして開催。新助っ人のサプライズ発表も!

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