ポルトが敵地で逆転勝利! 首位ベンフィカを追随、中島翔哉は逆転ゴールに絡む

2020年01月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

中島は5試合連続スタメン

トップ下で先発し、後半は右サイドハーフにもまわった。 (C) Getty Images

 現地時間1月10日、ポルトガル・リーグの第16節が行なわれ、リーグ2位のポルトはアウェーで13位のモレイレンセと対戦した。

 ポルトとしては最終ラインのペペらを欠いた状態で、アウェーで毎度苦戦するチームとの対戦に臨んだ。12月から左サイドハーフからトップ下を主戦場に移した中島翔哉は4-2-3-1のトップ下で先発。83分までプレーした。

 開始3分で中島とマレガのパスミスから失点を喫したポルトだが、少しずつ攻勢を強め、32分にソアレスが右サイドからのクロスに併せて1点を返し、37分には左サイドから中島を起点に展開。アレックス・テレスのボールに併せてペナルティーエリアに飛び込んだヘスス・コロナに対してモレイレンセDFが蹴り上げてしまう。これがVARによってファウルと判定され、PKを獲得。テレスが冷静に消めて逆転に成功する。

 だが、リードを守り切れずに44分に失点を喫し、前半を2-2で折り返す。

 73分、右サイドにまわった中島とオタービオを起点にサイドから攻勢をかけると、オタービオのクロスに、中央のマレガ、ソアレスにDFが釣られ、フリーになった途中出場のルイス・ディアスが飛び込み、バランスを崩しながらも太ももに当てたボールがゴールに吸い込まれた。

 さらに、85分にヘスス・コロナが追加点を挙げて4-2と突き放す。そのコロナが90+5分に2枚目のイエローカードで退場となるなどトラブルもあったが、そのまま試合終了。リーグ戦3連勝で首位ベンフィカを勝点4ポイント差で追随し、公式戦では6連勝を飾った。

 勝ち越しに成功したポルトは、現地14日にヴァルジムとのポルトガル杯の準々決勝に臨んだのち、17日にリーグ戦第17節のブラガ戦、23日にはリーグ・カップ準決勝でギマラインスと対戦する。リーグ・カップで決勝に進んだ場合は25日に行なわれるという過密日程をこなすことになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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