「新ユニフォーム販売しません」湘南期待のルーキー若月大和について異例のコメント!海外移籍交渉中とクラブが発表

2020年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

U-17ワールドカップ時にはユベントス移籍の報道も…

若月はJ1リーグでも13節の神戸戦で途中出場し、リーグデビューを飾っている。写真:徳原隆元

 1月9日、湘南ベルマーレがクラブの公式ホームページで、期待のルーキーについて異例の発表をした。

 桐生一高から湘南に加入が内定していた、若月大和が海外移籍交渉中のため、新チームが始動するトレーニングには参加しないという。

 湘南から発表された『若月大和選手について』のコメントは以下の通り。

「この度、桐生第一高校より加入します若月大和選手ですが、湘南ベルマーレと契約を交わしたうえで、現在海外移籍の交渉を行っております。そのため、明日からのチームのトレーニングには合流せず、1月11日(土)に行います、新体制発表会見も出席いたしません。

 今後につきましては、決まり次第お知らせいたします。尚、2020シーズンの新ユニフォームのネーム&ナンバーも若月選手の番号は販売いたしませんのでご了承ください」

 若月は、在学中の2019年に、湘南の特別指定選手となり、ルヴァンカップの札幌戦で途中出場から公式戦デビューも果たしていた。また、同年10月にブラジルで行なわれたU-17ワールドカップに日本代表として出場。グループリーグ初戦では欧州王者のオランダ相手に2得点を挙げる活躍で、注目を集めていた。

 同大会中には、イタリアの複数のメディアによって、同国の名門ユベントスが獲得に乗り出すとも報じられた。

『Calcio Mercato』では、以下のような具体的なコメントも掲載された。

「ワカツキは2020年から湘南との契約が決まっているが、ユベントスがイタリアに連れていくように申し出ようとしている。獲得後に現在セリエCに所属するU-23チームでプレーさせ、経験を積ませるようだ。ただ、湘南もワカツキを簡単に譲るつもりはなく、ユベントスであっても獲得は容易ではない。本人の決断が重要になるだろう」

 湘南が発表した「海外移籍の交渉」相手は果たして――。南野拓実のリバプール移籍に続き、日本人選手が欧州の名門クラブに渡る日も近い!?

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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