「プロ20年目という節目の年」37歳大久保嘉人が東京ヴェルディに加入!

2020年01月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「サッカーで子供たちをワクワクさせたい」

日本代表では通算60試合・6得点を記録している大久保。ベテランFWの新シーズンに注目だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 東京ヴェルディが1月8日にクラブ公式ホームページで、ジュビロ磐田を契約満了となっていたFW大久保嘉人の獲得を発表した。

 国見高から2001年にセレッソ大阪へ加入した大久保は、現在久保建英も所属するスペインのマジョルカでもプレー。その後ヴィッセル神戸や、ドイツのヴォルフスブルクでプレーした後、13年から加入した川崎フロンターレでは史上初の3年連続での得点王を獲得。その後、FC東京、再び川崎と移籍し、18年夏から磐田に所属。19年のシーズン後に契約満了で磐田を退団していた。

 J1リーグでは448試合に出場し、185点と通算得点ランキング1位の記録を残している大久保は、ワールドカップにも10年の南アフリカ、14年のブラジルと2大会に出場している、日本を代表するFWだ。

 東京Vのクラブ公式ホームページで発表された大久保のコメントは以下の通り。

「プロ20年目という節目の年を、東京ヴェルディという歴史と伝統のあるクラブでスタートできることを大変嬉しく思います。

 小さい頃、誰もが憧れたヴェルディは、憎らしいほど強くて、サッカー少年だった自分の心をいつもワクワクさせてくれました。そんなヴェルディを復活させるためには、J1昇格することがまずは絶対だと思っています。そのためには試合はもちろん、1日1日の練習から大切に、日々全力で頑張りたいと思います。

 東京にオリンピックがやってくる2020年。オリンピックだけでなく、ヴェルディのサッカーで、ファン・サポーター、そして子供たちをワクワクさせたいです。応援よろしくお願いします」

 2019年シーズンはJ2リーグで、優勝した柏から勝点29を離されての13位で終えたヴェルディ。若い選手たちの手本として、そしてまだサビつかない得点能力を活かし、低迷している名門に変革をもたらせるか。新シーズンの活躍からも目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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