ウルブスの“筋肉マン”が今冬の人気銘柄に!相場は100億円もマンC、バルサ、リバプールが三つ巴の展開に!?

2020年01月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

アメリカンフットボーラー顔負けの肉体

トラオレの丸太のように大きい腕や胸周りについた筋肉は屈強な男たちが集うプレミアリーグでもひと際目立っている。 (C) Getty Images

 ウォルバーハンプトンの"弾丸"が話題となっている。マリ代表MFのアダマ・トラオレだ。

 アメリカンフットボーラー顔負けの分厚い筋肉をまとった上半身を揺らしながら力強いドリブルで異彩を放つアタッカーは、ウルブス(ウォルバーハンプトンの愛称)入団2年目となった今シーズン、公式戦31試合に出場して5ゴール・7アシスト。一躍ブレイクを果たした。

 本人曰く「俺の身体は遺伝的だ」という装甲板のような肉体を持つことから『マッスルマン(筋肉男)』とも呼ばれる男は、多士済々のアタッカー陣が揃うプレミアリーグでも目を引く存在だ。その迫力満点のプレーに、マンチェスター・シティの指揮官ジョゼップ・グアルディオラが、「まるでモーターバイクだ」と賛辞を贈るほどだ。

 そんな23歳のアタッカーは目下、メガクラブの垂涎の的となっている。英国のサッカー専門誌『Four Four Two』によれば、トラオレがカンテラ時代を過ごしたバルセロナに加え、プレミアリーグで覇権争いを展開しているマンチェスター・Cとリバプールが、水面下で熾烈な獲得競争を繰り広げているという。

 同誌によれば、この争奪戦の肝となるのは移籍金だ。トラオレと2023年6月までの契約を締結しているウルブスは7000万ポンド(約99億4000万円)の値札をつけており、この高額な移籍金を支払えるかが、鍵になるようだ。

 当人もステップアップに前向きだ。昨年末に行なわれたスペイン・メディア『Jugones』の取材に対し、「まずはイングランドで最高の1人になるという約束を果たしてからだけど、俺はレアル・マドリーに行くことだってできる。いずれの可能性も閉ざしたりしない」とコメントしている。

 プレミア屈指のパワフルアタッカーは、今冬の移籍市場が閉じる1月31日までに動きを見せるのか。その動静が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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