その差はわずか1ゴール! ラ・リーガ総得点数でバルサが60年ぶりにマドリーを追い抜くか

2019年12月31日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

C・ロナウドのマドリー退団も大きく影響

このメッシの存在がなければ、マドリーとの通算得点数の差がここまで急速に縮まることはなかっただろう。(C)Getty Images

 バルセロナの2020年最初の試合は、現地時間1月4日に開催されるエスパニョールとのダービーマッチとなる。

 勝点39で首位に立つバルサと勝点10で最下位に沈むエスパニョールの対戦とはいえ、ダービーの盛り上がりにそのときの勝点や順位は関係ない。バルサにとっても気の抜けない一戦となるのは間違いなく、早くも二度目の監督交代に踏み切ったエスパニョールは、今シーズン3人目のアベラルド監督の初陣としても注目される。
 
 そしてバルサにとっては、ラ・リーガの通算得点数でレアル・マドリーを60年ぶりに追い抜くかもしれないという意味でも、大きな注目を集めている。

 30年前の1989-90シーズン終了時には、通算得点数でマドリーに139ゴールもの大差を付けられていたバルサだが、ヨハン・クライフに率いられた"ドリームチーム"やリオネル・メッシらの活躍によりジワジワとその差を縮め、クリスチアーノ・ロナウドがユベントスに去ったあとの1年半で一気に詰め寄った。

 ちなみに昨シーズンは、90ゴールを挙げたバルサが63ゴールのマドリーを27ゴールもリードし、今シーズンも18節終了時点でバルサが47、マドリーが33と、14ゴールもバルサが上回っている。

 現地紙によれば、ここまでのラ・リーガ総得点数は、マドリーが6137ゴールでバルサが6136ゴール。その差はわずかに1ゴールだ。バルサは今回のダービーマッチでエスパニョールに勝利し、もうひとつの宿敵マドリーを総得点数で逆転できるのか。注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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