「目標はただひとつ」 京都が横浜のFW李忠成を完全移籍で獲得!14年ぶりのJ2挑戦に本人は…

2019年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に幸せでした」と感謝を口に

今季は横浜で自身初のJ1制覇を経験した李。来季は14年ぶりのJ2に挑む。 写真:滝川敏之

 京都サンガFCは12月29日、横浜F・マリノスからFW李忠成を完全移籍で獲得したこと発表した。
 
 元日本代表の点取り屋は、2004年にFC東京でプロ生活をスタートさせ、翌年移籍した柏では、すぐさまレギュラーに定着して得点を量産。2012年には、当時イングランド2部だったサウサンプトンに加入し、海外経験を積んだ。

 今季は、5シーズン在籍した浦和から横浜へ完全移籍。ただ、JリーグMVPに輝いた仲川輝の台頭や、ブラジル人アタッカーの活躍で出場機会に恵まれず、リーグ戦10試合の出場でわずか1得点に終わっていた。
 
 柏がJ2に降格した2006年以来、14年ぶりのJ2挑戦となる李は、京都の公式サイトを通じて、次のように意気込みを語っている。
 
「京都サンガに関わる全ての皆さん、横浜マリノスから加入しました李忠成です。目標はただひとつ!J1昇格!そのためにはひとつでも多くのゴールやアシストを決め勝利に貢献したいと思っています。皆様の応援なくして目標達成はできません。僕自身も全力で戦っていきます!共に頑張って行きましょう」
 
 また横浜へ向けては以下のようにコメントを発表している。
 
「横浜F・マリノスに関わる全ての皆様と共に素晴らしい一年を過ごせたことに感謝いたします。また、クラブ4度目、自身初となるJ1リーグを制覇できたことは一生の思い出として心に残ると思います。
 
 今年で横浜F・マリノスを去ることになりましたが、自分にとっての新たなチャレンジの場として京都サンガF.C.にお世話になることになりました。J2で優勝を勝ち取り再びJ1で皆様にお会いできることを目標に頑張っていきたいと思っています。
 
 短い時間ではありましたが皆様と過ごした一年は本当に幸せでした。横浜F・マリノスのさらなる発展を願っています。本当にありがとうございました」
 
 経験豊富なゴールゲッターが、京都をJ1昇格へと導けるか。目が離せない。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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