<2019ベストヒット!>「Jリーグ史上最悪」世紀の“大誤審”に批判殺到。現役選手も「こういうの減らそうよ」と苦言|Jリーグ編

2019年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

当事者の湘南の選手もSNSでコメント

前代未聞の誤審に湘南の選手たちは怒りを隠さなかった。写真:滝川敏之

 2019年の名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返るこの企画。今回は、J1リーグ第12節の浦和レッズ対湘南ベルマーレの試合で起きた、明らかな誤審についての記事をお届けする。現役選手たちも続々とコメントを投稿するなど、物議を醸した判定とは……。

記事初掲載:2019年5月18日
 
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 J1リーグ12節の浦和レッズ対湘南ベルマーレで起きた誤審に、ファン・サポーターだけでなく、現役選手からも批判が集まった。
 
 問題のシーンは湘南が2点ビハインドの迎えた31分に起きた。湘南の杉岡大暉が放ったミドルシュートが右ポストを叩き、大きく跳ね返って逆サイドのネットを揺らして、再びペナルティエリア内に転がってくる。リプレー映像を見る限り、明らかにゴールラインを越えていた。しかし主審はゴールを認めず。浦和のGK西川周作がセンターサークルに投げ返したボールを、そのままインプレ―とし、試合続行を指示したのだ。

 湘南の選手・スタッフだけでなく、会場全体がざわついたこの判定にSNSも騒然。「令和初の大誤審!ノーゴールありえんやろ!」「これは本当にひどい。おそらくJリーグ史上最悪と言われてもおかしくない誤審」「絶対に入ってる。誰がどう見ても入ってる。ノーゴールのわけがない」とファン・サポーターが怒りの声をあげた。

 また、このシーンを見ていた現役選手たちも思うところがあったようで、鹿島アントラーズの三竿健斗が「笑いをこらえきれないくらいひどすぎる。。。」とツイッターで発信すれば、ヴィッセル神戸の田中順也も「どうみてもゴールじゃん こういうの減らそうよ」と投稿。ガンバ大阪の渡邉千真も「これでノーゴールの判定はあり得ない」と自身のSNSで落胆のコメントを綴った。

 試合はその後、後半に3点を叩き込んだ湘南の勝利で幕を閉じたが、当事者になった湘南の梅崎司はSNSで「最後にこれを美談にだけにして終わらせて欲しくない。誤審は誤審。明らかに入っていた。僕らは人生をかけて戦っている。今回は奇跡的に勝利できたけど、あのゴールを認められず、あのカウンターで3点目をくらっていたらどうなっていたんだろう。そこは今後のサッカー界の為にも改善してほしい」と改めて体制の改善を訴えていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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