「またトリコロールを着て戦える…」C大阪MF水沼宏太が古巣のJ1覇者・横浜へ10年ぶりの帰還!

2019年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

C大阪へは「とても幸せな3年間」と感謝

C大阪の上位躍進に大きく貢献した水沼。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 横浜F・マリノスは12月27日、セレッソ大阪からMF水沼宏太を完全移籍で獲得したことを発表した。

 水沼はマリノス下部組織出身の29歳。右サイドハーフを主戦場とし、高精度クロスを果敢に供給するリーグ屈指のハードワーカーだ。横浜へは2007年にトップ昇格を果たし、栃木や鳥栖へレンタル移籍をしながら、5年間在籍。昨年から加入したC大阪で今季は、リーグ戦31試合・7得点を記録するなど、主力としてチームの5位躍進に大きく貢献した。

 今シーズンの活躍が認められ、15年ぶりの栄冠に輝いたJリーグチャンピオンチームへ満を持しての復帰を果たした水沼は、横浜の公式サイトを通じて喜びを口にしている。

「横浜F・マリノスに関わる全ての皆さん。セレッソ大阪から加入することになりました水沼宏太です。2019年Jリーグチャンピオンのマリノスの仲間に加えて頂きとても嬉しく、感謝しています。またトリコロールのユニフォームを着て戦えることが今からとても楽しみです。自分らしくポジティブに、ひたむきに全力でマリノスのために戦いたいと思います。目標達成に向けて、一緒に戦いましょう!!よろしくお願いします」
 
 またC大阪へは、クラブ、スタッフ、サポーターへの3年間の感謝を長文で綴っている。
 
「セレッソ大阪に関わる全ての皆さん。この度、横浜F・マリノスに移籍することになりました。セレッソ大阪のメンバーとして3年間、最高な時間を過ごさせていただきました。最高の仲間に出会えたおかげで、自分らしくチームのために全力で戦い抜くことができたと思っています。
 
 仲間と共にルヴァンカップと天皇杯の2つのタイトルを獲得できたことは本当に嬉しく、僕自身にとってもタイトルを獲るということは初めてのことで、貴重な経験を積むことができました。良い時ばかりではなく、うまくいかない時もありましたが、僕にとってセレッソ大阪で過ごした時間の全てが、かけがえのない時間であり財産となりました。
 
 大好きで心強いチームメイト、ロティーナ監督、イバンコーチ、コーチングスタッフを始め、前監督のユンさん、社長、フロントスタッフ、スポンサーの方々、そしてセレッソ大阪を愛するファン・サポーターの皆さん。こんな僕にたくさんの愛情を注ぎ、助けてくださり、成長させていただき、本当にありがとうございました!とても幸せな3年間でした。
 
 セレッソ大阪はもちろん、何もわからず飛び込んだ大阪の街は、自分の人生において絶対忘れることのない大好きな街になりました。セレッソ大阪で得た自信を胸に、明るく笑顔で!ポジティブに自分らしく!これからも高みを目指して全力で闘います!
 
 本当に本当にありがとうございました!!行ってきます!」
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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