「アルゼンチンをリスペクトしている」イニエスタが電撃移籍について注目発言!「可能性を排除していない」と英紙

2019年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

現役続行へは意欲的

元旦には天皇杯決勝の舞台に立つイニエスタ。神戸でのプレーは2020年で見納めに? (C) SOCCER DIGEST

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、取り沙汰されているアルゼンチンへの電撃移籍について言及したようだ。

 12月20日に『Tyc Sports』をはじめとする複数のアルゼンチン・メディアが、国内の名門エストゥディアンテスがイニエスタの獲得を目指していると一斉に報じた。

 エストゥディアンテスは、神戸との契約が満了する2020年12月以降のイニエスタ獲得を模索。先月23日に加入した元バルセロナの盟友ハビエル・マスチェラーノを使って、口説き落とそうと考えているようだ。ちなみに、現在チームを率いているのは、同じくバルサで同じ釜の飯を食ったガブリエル・ミリートだ。

 クラブの会長を務めている元アルゼンチン代表MFのファン・セバスティアン・ベロンは、地元ラジオ局『La Oral Deportiva』の番組で「現時点でイニエスタとの(本格的な)交渉があるとは言えないが、話はしている」と明らかにしており、獲得に本腰なのは間違いないようだ。
 
 イニエスタ本人はこの移籍に関して、どう考えているのだろうか。英紙『Daily Star』が伝えたところによると、『Tyc Sports』のインタビューでこう答えたという。

「僕は身体と頭が『もう十分』と思うまで、バルセロナでの生活を望んでいた。そして、日本に来た。(取り沙汰されているアルゼンチンへの移籍については)具体的ではない。アルゼンチンのサッカーは、常にリスペクトしてきたけどね」

 このコメントを受けて、『Daily Star』紙は「将来的にアルゼンチンでプレーする可能性を排除しなかった」と綴っている。

 現在35歳のイニエスタは同じインタビューで、「僕の心の中には、指導者になるという考えがある」としながらも、現役続行への意欲を語っている。

「まだプレーを続けていきたい。毎日フィールドに出てトレーニングをすること以上に大きな喜びはないからね。満足していれば、さらに長く続けることができる。どこまで行けるか見てみよう」

 移籍が実現すれば、イニエスタの勇姿が日本で見られるはあと一年ということになるが、はたして……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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