「日本のレジェンドが寂しい晩年を…」本田圭佑のフィテッセ電撃退団に韓国メディアも反応!

2019年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

入団から6週間でふたたび無所属の身に

次なる活躍の場はいつ決まるのか。ふたたび本田の動向に注目が集まっている。(C)Getty Images

 現地12月23日、元日本代表MF本田圭佑が、所属するオランダ1部・フィテッセを退団すると発表した。先月6日に2020年6月までの契約を結んだばかりだが、わずか6週間でのスピード退団である。

 最大の要因は、本田の獲得にみずから乗り出したCSKAモスクワ時代の恩師、レオニド・スルツキの辞任劇だった。指揮官は11月29日に成績不振の責を負ってチームを去り、本田は退団を決意。自身のツイッターで「僕の使命は(チームの)状況を変えることでしたが、それができないまま、スルツキがクラブを去りました。自分もここにいるべきではないと思います」と英語でのコメントを動画で公開し、「フィテッセのすべての人々に感謝します。残念ながら非常に短い時間でしたが、本当に感謝しています。またいつかお会いできるのを楽しみにしています!」とのメッセージも綴った。

 電撃的な退団のニュースに、日本のみならず欧州メディアも驚きを隠せない。そんななか、韓国の主要メディアも強い関心を寄せて大々的に報じた。

 全国スポーツ紙『スポーツソウル』は、「日本サッカーのレジェンドである本田圭佑が寂しい晩年を送っている。今度はオランダのフィテッセを早期退団した」と伝え、「本田は日本サッカーのレジェンドのひとりである。イタリアの名門で3年間プレーし、代表でも98試合に出場するなど、長く日本サッカーのアイコンとして活躍した」と、そのプロキャリアや今回の退団に至った経緯などをあらためて紹介した。

 来年の東京五輪出場を本気で目ざしている33歳。元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏が指揮を執るスペイン1部、レガネスへの入団などが取り沙汰されているが、はたしてどうなるか。ふたたび無所属の身から新天地を模索する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
参照元●スポーツソウル日本語版

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