「自分にとっても大切な場所」 “新国立競技場”のピッチを初めて踏んだのはキングカズ!真新しい聖地への想いを語る

2019年12月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ピッチ上で華麗なリフティングやドリブルを披露!

カズが所属する横浜FCは今シーズン、J1自動昇格を果たした。写真:滝川敏之

 真新しい姿でお披露目された新国立競技場のピッチに、初めて足を踏み入れたのは、日本サッカー界のレジェンド・キングカズそのひとだった。
 
 2020東京オリンピック・パラリンピックの開会式、閉会式、その他競技のメイン会場として使用される新国立競技場のオープニングセレモニーが、12月21日に行なわれた。訪れた6万人の観客の前で嵐、DREAMS COME TRUE、ゆずなど豪華アーティストのパフォーマンスや、陸上の桐生祥秀や、100メートルの世界記録保持者であるウサイン・ボルトが登場するなど、会場は大きな盛り上がりを見せた。
 
 イベントの序盤では、横浜FCの三浦知良が登場。1990年代のデザインをミックスさせたというオリジナルの日本代表ユニホームを身にまとい、全アスリートの中で初めて新国立競技場のピッチに足を踏み入れた。
 
 国立競技場での歴代最多ゴール記録を持つカズは、「大変興奮しています。自分にとってもこの場所は、思い出深いとても大切な場所です。Jリーグ開幕戦、日本代表として戦ったワールドカップ予選、国内のすべてのタイトルを獲ったのもこの場所でした」と様々な想いの詰まったスタジアムへの想いを口にした。
 
 続けて、「この新しくなった国立競技場のピッチにいま立っていることを誇りに思います。そして、みなさんに感謝したいと思います。本当にありがとうございます。これから、この国立競技場を皆さんの力で新しい歴史を作っていきましょう!」と力強く呼びかけた。
 
 その後、ピッチ上で華麗なリフティングやドリブルを披露し、客席にボールを蹴り込むパフォーマンスも行なったカズ。所属する横浜FCは今年J1自動昇格を決めており、もし来シーズン、選手として再びこの新国立競技場のピッチに立つことになれば、本人はもちろん、全サッカーファンにとっても感慨深い瞬間となるだろう。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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