「芸術的なドリブル」「メッシ以上になる」久保建英の超絶フェイントに現地が注目!

2019年12月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

5試合未勝利で年内最終戦を終える

シーズン前半戦は15試合に出場した久保。2020年はさらなる飛躍が期待される。(C)Mutsu KAWAMORI

 12月21日、ラ・リーガ第18節で、久保建英が所属する17位のマジョルカは、3位の強豪セビージャをホームに迎え、0-2で敗戦。リーグ戦は5試合未勝利で年内最終戦を終えた。

 完封負けを喫したチームで、最大の決定機といってもいい場面を作り出したのが、リーグ戦7試合連続でスタメンに名を連ねた久保だ。

 主戦場である右サイドハーフに入った日本代表MFは開始3分、MFイドリス・ババからのサイドチェンジのパスを右足の見事なトラップで収める。そして、対峙したセルヒオ・レギロンをフェイントであっさりかわし、右サイドを抉って右足でラストパス。しかし、完全にフリーになっていたラーゴ・ジュニオルがこれを大きく外し、先制点のチャンスを逃してしまった。
 
 ラ・リーガの公式ツイッターは、「芸術的なドリブル」というタイトルをつけてこのシーンを投稿。レギロンも久保と同じくレアル・マドリーからレンタル中のため、「2人のマドリー保有選手だ」などのコメントや、「(クボは)メッシ以上になるかもしれない」といった称賛の声が寄せられている。

 この場面のように、これまでもチャンスを作り出しても、味方が決め切れずにアシストがつかないシーンが少なくなった。前半戦は、15試合に出場して1ゴール・2アシスト。この数字には本人も満足はしていないだろう。

 日進月歩を続ける18歳は、シーズン後半にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。2020年最初のゲームは、1月5日に開催されるラ・リーガ19節のグラナダ戦だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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