久保建英が必死の抗議も…VARに泣いたマジョルカ、3位セビージャに敗れ5戦未勝利で年内最終戦を終える

2019年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

いきなり見せ場を作るも…

7戦連続のスタメンを飾った久保。これで15試合目の出場となった。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 12月21日に開催されたラ・リーガ第18節で、久保建英が所属する17位マジョルカが、現在3位の強豪セビージャをホームに迎えた。

 ミッドウィークのコパ・デル・レイでは温存された久保は、リーグ戦7試合連続のスタメンに名を連ね、右サイドハーフに入った。

 前節のセルタ戦では厳しいマークに苦しみ、まったく見せ場が作れなかった日本代表MFは、いきなりビッグチャンスを作り出す。

 開始2分、サイドチェンジのパスを右足の見事なトラップで収めると、右サイドを抉ってラストパス。完全にフリーになっていたラーゴがシュートを放つが、決めることできない。

 絶好機を逃したホームチームは20分、CKからジエゴ・カルロスにヘディングでゴールを許し、あっさり先制される。

 なかなか決定機を作り出せないマジョルカは、前半終了間際に主砲ブディミルがネットを揺らすも、VAR判定でオフサイドとなりゴールは認められない。

 60分にはイドリス・ババが、エリア内でジョルダンを倒すと、再びVAR検証の末にPKを献上。これをバネガに決められ、リードを広げられる。この場面では、久保がレフェリーに必死に抗議するシーンも見られた。

 その直後に久保が左サイドから折り返して好機を創出したが、これもゴールに結びつけられない。最後まで決定力を欠いたマジョルカは、0-2の完封負けで5戦未勝利。二度のVAR判定が不利に働くなど、フラストレーションの溜まる内容で年内最終戦を終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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