南米屈指の名門エストゥディアンテスがイニエスタ獲得に動く! “盟友”マスチェラーノが仲介役を担う

2019年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

すでに本人とは接触済みとも

21日に行なわれた天皇杯準決勝でゴールを決め、喜びを爆発させるイニエスタ。神戸との契約は20年12月までとなっている。 (C) SOCCER DIGEST

 Jリーグを沸かせるスペイン・サッカー界のリビングレジェンドに、アルゼンチンの名門が注目している。

 現地時間12月20日にスポーツ専門メディア『Tyc Sports』を始めとする複数のアルゼンチン・メディアは、エストゥディアンテスがヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFのアンドレス・イニエスタの獲得を目指していると報じた。

 現地情報によれば、エストゥディアンテスは、2020年12月で神戸と契約満了するタイミングでのイニエスタ獲得を模索しており、すでに本人とも接触済み。早ければ、来年3月から交渉を本格化させるという。

『Tyc Sports』は、次のように伝えている。

「バルセロナの歴史的アイドルでもあるアンドレス・イニエスタは、キャリアにおいて新たな驚くべき挑戦をするかもしれない」

 さらに『TNT Sports』のニコラス・ラティーニ記者の情報によれば、バルサ時代の同僚で、今年11月にエストゥディアンテスへ加わった元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが仲介役を担っており、盟友の声にイニエスタも耳を傾けているようだ。

 元アルゼンチン代表MFのセバスティアン・ヴェロンが会長を務めているエストゥディアンテスの指揮官は、こちらもバルサで苦楽を共にしたガブリエル・ミリートが務めている。35歳の名手にとっても、興味深いオファーだと言えそうだ。

 昨夏の電撃参戦から日本サッカーに数多くの驚きを提供してきたイニエスタは、盟友たちの誘いを受け、アルゼンチン挑戦という一大決心を下すのか。その去就に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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