「まさかここでプレーできるなんて…」リバプール移籍決定の南野拓実がクラブ公式サイトで放った第一声は?

2019年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「夢が叶った」と移籍に満足感を示す

リバプールのユニホームを手にして笑顔を浮かべる南野。その表情からは充実ぶりが感じ取れる。 (C) Getty Images

 ついにリバプール史上初の日本人プレーヤーが誕生した。

 現地時間12月19日、リバプールは公式サイトで、レッドブル・ザルツブルクに所属した日本代表FW南野拓実を獲得したことを正式に発表した。

 契約の詳細については発表されていないものの、英公共放送『BBC』は、リバプールがザルツブルクに違約金725万ポンド(約10億1500万円)を支払う形で合意し、契約期間は2024年6月までのおよそ4年半になると報じている。

 2015年1月にセレッソ大阪からザルツブルクにステップアップ移籍をしてからおよそ5年で、ついにメガクラブの一員となった南野はリバプールの公式サイトで、「これが僕の夢だった。その夢が叶ったことに興奮している」と喜びのコメントを残している。

「プレミアリーグでプレーすることが僕の一つの目標だった。ここは世界でトップクラスのリーグだと思っています。サッカー選手としての僕のキャリアが順調に進歩すれば、いつかプレミアリーグでプレーできるようになると思っていました。しかし、まさかリバプールでプレーできるとは思っていなかったので、本当に嬉しい。とてもワクワクしている」

 さらに南野は、今シーズンのチャンピオンズ・リーグで、リバプールと対戦した経験から感じた欧州王者のレベルの高さについても、次のように語っている。

「あの試合から僕は、このチームがハイレベルのテクニックと集中力を持っていることを学んだ。非常にレベルが高くて、これがチャンピオンズ・リーグのチャンピオンなんだと感じた。それを感じたうえで、このチームの一員としてプレー出来ることを本当に幸せに思う」

 欧州の移籍市場が開く1月1日からチームに合流し、早ければ1月5日(現地時間)のエバートン戦(FAカップ3回戦)でデビューする見込みとなっている南野。「プレミアリーグとチャンピオンズ・リーグの両方で優勝し、チームに貢献をすることが目標」と語るサムライ戦士の挑戦から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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