遠征帰りの23時でもジムに!? 元同僚が「この男は普通じゃない!」と明かしたC・ロナウドの驚愕エピソード

2019年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

帰りのバスでC・ロナウドからかけられた言葉は?

ストイックなアスリートとして知られているC・ロナウド。その事実が改めて分かるエピソードが明かされた。 (C) Getty Images

 ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドが類まれなプロ意識の高さを持つことは、よく知られている。

 この度、改めてそれを示すエピソードを明かしたのが、現在はカタールのアル・ドゥハイルに所属するメディ・ベナティアだ。今年1月に移籍するまで、ユベントスでC・ロナウドと一緒にプレーしていたモロッコ代表DFだ。

 イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、32歳のモロッコ代表DFは、フランス・メディア『RMC Sport』で、セリエAのアタランタ戦でベルガモに遠征した時の思い出を披露している。ベナティアも、C・ロナウドも、出場しなかった試合だ。

 ベナティアは、「3日後に別の試合があったから、僕らはずっとベンチに座ったままで試合に出なかったんだ。そして帰りのバスで、C・ロナウドから『着いたらどうする?』って言われたんだよ」と話し、さらにこう続けた。

「僕は、『家に帰る』と答えた。23時だからね。すると彼は、『ちょっと練習したくないか? 試合で汗をかかなかったし、トレーニングしないといけない。付き合わないか?』と言ったんだ。僕はただ家に帰り、テレビの前にいたいんだと、それは無理なんだと説明しなきゃいけなかった。
 到着した時、僕らはみんな普通のスーツ姿だった。ところが、彼は短パンにスニーカーだ。そしてジムに行ってしまった。僕は思ったよ。『この男は普通じゃない』ってね」

 さらにベナティアは、「彼の日々の生活に触れると、まずは彼という人、そしてサッカー選手としての彼をリスペクトするようになる。彼はサッカーのために自分の生活を犠牲にしてきたんだ」とも明かした。

「毎日の練習における彼のインテンシティーには驚かされた。チームでやっていたことだけじゃなく、ピッチを出る前の25分間は個別メニューをこなすんだ」

 長年に渡ってトップアスリートに君臨し続ける男のストイックさがうかがえるエピソードだ。だからこそ、彼は34歳になっても驚異的な肉体で世界を驚かせ続けているのだ。やはり、C・ロナウドは「普通じゃない」。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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