南野拓実の「推定市場価格」が驚異の250%アップ! 日本人全体でも2位に浮上

2019年12月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

500万ユーロから一気に上昇

リバプール入りが濃厚視されている南野。「推定市場価格」も跳ね上がった。(C) Getty Images

 リバプール移籍が秒読みと目されているのが南野拓実だ。所属するレッドブル・ザルツブルクのクリストフ・フロイントSDも交渉が進んでいる事実を認めており、『The Guardian』紙をはじめとする英国メディアが伝えたところによると、移籍金725万ポンド(約10億1500万円)で早ければ近日中にも正式契約を結ぶ見込みだ。

 これを受けて、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が日々更新している「推定市場価格」にも大きな変化があった。これは、世界中のフットボーラーを対象に能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的にジャッジして弾き出される評価額で、移籍マーケットにおける"価値"を示す指標として定評がある。

 この『transfermarkt』が、12月16日に南野の推定市場価格を更新。これまでの500万ユーロ(約6億2500万円)から1250万ユーロ(約15億6250万円)に跳ね上がり、250パーセントの大幅アップとなった。これで現役日本人選手のランキングでも2位に浮上している。

 12月17日時点での「全日本人選手・推定市場価格トップ30」(次ページ)を見ると、南野の2倍となる2500万ユーロ(約32億5000万円)の中島翔哉(ポルト)がダントツ。これは日本人選手の歴代ナンバーワンだ。

 3位は、いずれも今夏に新天地を求めた五輪世代の堂安律(PSVアイントホーフェン)、久保建英(マジョルカ)、冨安健洋(ボローニャ)、そしてアーセナルから2ゴールを決めるなど評価が急上昇中の鎌田大地(フランクフルト)が、1000万ユーロ(約12億5000万円)で並んでいる。
 
 南野のプレミアリーグ挑戦が近づくなか、現在イングランドでプレーしている2人のサムライ戦士は、史上価値が下がっている。

 スティーブ・ブルース監督の構想外となっている武藤嘉紀(ニューカッスル)は、900万ユーロ(約11億2500万円)から700万ユーロ(約8億7500万円)へ、9失点した10月25日のレスター戦を境に出番が激減している吉田麻也(サウサンプトン)は、700万ユーロから500万ユーロ(約6億2500万円)へ、それぞれ12月10日の更新で200万ユーロ(約2億5000万円)ずつ、推定市場価格が減少した。
 

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