籾木が終盤にPKを決め切る
終盤に自ら奪ったPKを籾木が決めて決勝点とした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
E-1選手権は12月17日、日本女子代表と韓国女子代表の一戦が行なわれ、日本が1対0で勝利を収め、4大会ぶりの優勝を飾った。
2連勝で3戦目の韓国戦を迎えた「なでしこジャパン」。試合前の時点で勝点2差をつけていたため、直接対決で引き分け以上なら4大会ぶり3度目の優勝が確定する状況となっていた。
日本は中国戦でハットトリックを達成したエースの岩渕真奈がこの試合を前に負傷離脱。代わって、4年連続なでしこリーグ得点王の田中美南が先発起用された。
日本は立ち上がりから攻撃のリズムを掴み、田中と2トップを組む池尻茉由が最初のシュートを放つ。その後も田中やボランチの三浦成美が積極的にゴールに迫るものの、得点には至らない。また守備でも日本はGK山下杏也加を中心とした堅守で、自陣ゴール前では隙を見せない。前半は0-0で終了した。
2連勝で3戦目の韓国戦を迎えた「なでしこジャパン」。試合前の時点で勝点2差をつけていたため、直接対決で引き分け以上なら4大会ぶり3度目の優勝が確定する状況となっていた。
日本は中国戦でハットトリックを達成したエースの岩渕真奈がこの試合を前に負傷離脱。代わって、4年連続なでしこリーグ得点王の田中美南が先発起用された。
日本は立ち上がりから攻撃のリズムを掴み、田中と2トップを組む池尻茉由が最初のシュートを放つ。その後も田中やボランチの三浦成美が積極的にゴールに迫るものの、得点には至らない。また守備でも日本はGK山下杏也加を中心とした堅守で、自陣ゴール前では隙を見せない。前半は0-0で終了した。
迎えた後半は一進一退の展開に。日本は池尻に代わって投入された小林里歌子の突破や杉田妃和のキープ力を起点に韓国ゴールに迫るが、韓国の粘り強い守備にゴールを奪い切れない。
しかし87分、日本は中島依美からのパスを受けた籾木結花が左足のシュートを放つと、これが相手DFのハンドを誘い、PKを獲得。これを籾木が自らゴール右に蹴り込み、ネットを揺らす。日本が終盤、ついに先制に成功した。
そして、日本はこの1点を守り切り、タイムアップ。韓国に勝ち切って全勝、そして全試合無失点に抑えたなでしこジャパンが4大会ぶり3度目の優勝を飾った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部