「消えていた」徹底マークに苦しんだ久保建英、現地紙はチーム唯一の「ゼロ点」と辛辣評価

2019年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

ウィークポイントになった感すら…

セルタ戦で6戦連続の先発を飾った久保は77分までプレー。(C)Mutsu KAWAMORI

 現地時間12月15日に行なわれたラ・リーガ第17節で、久保建英が所属する17位のマジョルカは、1ポイント差で18位のセルタと対戦した。

 圧倒的にゲームを支配されたうえ、1-2と1点ビハインドで迎えた78分にはCBのアントニオ・ライージョが2枚目のイエローカードで退場。数的不利の状態から主砲アンテ・プディミルのゴールで追いつき、何とかドローに持ち込んだ。

 開幕からのアウェー戦の連敗を7で止めたうえ、負けていればセルタに抜かれて降格ゾーンに転落していただけに、この内容で1ポイントを取れたのはマジョルカにとって上々の結果と言っていいかもしれない。

 4‐4‐1‐1の右サイドハーフで先発した久保は徹底マークされ、ボールを持つと素早いチェックを受けてまったく見せ場を作り出せず。それどころか、この久保のサイドを狙われて押し込まれるなど、ウィークポイントになってしまった感すらあった。
 
 その日本代表MFに対しては、スペイン・メディアも厳しい見方もしている。

 全国紙『MARCA』は、チームで唯一の「星なし」(3つが最高)と辛辣な評価。また、マジョルカの地元紙『Diario de Mallorca』は、(ホームスタジアムである)ソン・モイスを離れると、セビージャ、クボ、ダニ・ロドリゲスらは消えてしまう」と他のチームメイトとともにこき下ろした。

 マークが厳しくなるなかで、どうパフォーマンスを発揮するか。次節、年内最後となるセビージャ戦での奮起に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】久保建英が先発!セルタ戦のハイライトはこちら
 

次ページ【動画】久保のサイドから失点…セルタ戦のハイライトはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事