「韓国より強い!」「圧倒的だった」香港メディアが5発快勝の若き森保ジャパンを手放しで称賛!

2019年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「3軍チームを送り込んだとの見方もあったが…」

ハットトリック達成となるチーム5点目を決める小川。ド派手な代表デビューを飾った。(C)Getty Images

 森保ジャパンが攻守両面で香港を圧倒し、5-0の快勝を収めた。

 土曜日に韓国・釜山で行なわれたE-1東アジア選手権、日本は初戦の中国戦からスタメンを総入れ替えし、第2戦に臨んだ。開始8分に早々と菅大輝が先制点を決めると、その後もチャンスの山を築き上げ、前半だけで4-0のハイペース。後半はやや攻撃の迫力を欠いて1得点にとどまったものの、小川航基がA代表デビュー戦でハットトリックを達成するなど明るい話題も提供し、鮮やかに大勝を飾った。

 これで2連勝とした若きサムライたち。対戦相手である香港の地元メディアは、日本のハイパフォーマンスを手放しで称賛している。

 香港で最大の発行部数を誇る『東方日報』紙は、「日本は中国戦からガラリとメンバーを変えてきた。9人の五輪世代の選手、7人の代表初出場選手で先発を構成し、DFの田中駿汰に至ってはまだノンプロの大学生(大阪体育大)だという。それでもなんら戸惑うこともなく、彼らは圧倒的だった」と持ち上げた。そして「香港代表はサポーターによる"俺たちは香港だ!"の声援を受けてよく戦い、何度かチャンスも作ったが、日本との実力差は歴然だった」と綴っている。

 
 さらに、英字新聞『South China Morning Post』は第1戦で香港が戦った韓国代表との比較論を展開。「香港代表が韓国戦よりアグレッシブに振る舞い、よりゴールを目ざして前がかりになっていた面はあるにせよ、日本のほうが韓国よりも明らかに強い。抜け目がなく、ゴール前での冷静さが際立っていた」と評し、「日本は今大会に若手ばかりの"3軍チーム"を送り込んだと、当初はそういう見方もあったが、やはりタレント力も組織力も大会ナンバーワンである。2試合を終えてハッキリしたことだ」と報じた。

 日本は勝点を6に伸ばして暫定首位に立った。12月18日の最終戦、韓国戦で6年ぶりの優勝を決められるか。現在日本の得失点差は「+6」で、日曜日に中国との第2戦を戦う韓国が「+2」。彼らが中国に3点差以下で勝利、あるいは4-0での勝利にとどまれば、日本は韓国戦を引き分けで終えても優勝が決まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【代表PHOTO】日本 5-0 香港|小川、初出場&初ハットトリック!日韓戦へ弾みをつける!
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