「メッシは史上最高なんかじゃない」“天才”ロナウジーニョが独自の見解! 発言の真意は!?

2019年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

後輩メッシを史上最高じゃないと言ったワケ

ロナウジーニョ(右)は、バルサ時代にメッシ(左)の台頭を間近で見守ってきた一人だ。 (C) Getty Images

 先日、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、2019年のバロンドールに輝いた。

 6度目の受賞は、ライバルのクリスチアーノ・ロナウドを抜いて史上最多。セレモニーでは、「まだ僕は何年もやれる」と意気込んだその言葉からは、さらなる受賞の可能性も感じさせた。

 名実ともに"史上最高"のクラッキとの呼び声もあるメッシだが、これに異論を投げかけた男がいる。元ブラジル代表FWのロナウジーニョだ。

 かつてセレソンでナンバー10を背負い、魔術師のようなプレーで観客を魅了したロナウジーニョは、メッシとはバルサで苦楽をともにした関係でもある。そのレジェンドが、スペイン紙『Marca』の取材に対して、「彼が史上最高だと僕は言えないよ」と発言したのだ。

 一体なぜ、そう考えるのか? ロナウジーニョはその真意をこう説いている。

「彼はこの時代においては史上最高と言えるかもしれない。だが、僕はそうだとは言えないよ。メッシとは友人だし、彼がバルサのバンディエーラになっているのは嬉しく思う。でも、史上最高の選手かと言われれば答えるのは難しいね。マラドーナやペレ、ロナウドもいるしね」

 ロナウジーニョにとって、メッシはバルサ時代の同士であり、可愛がった後輩でもある。だが、時代の違うレジェンドや、同胞の偉大な先達と優劣をつけるのは、さすがに難しいようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】誰もボールを奪えない! ロナウジーニョが魅せたバルサ時代のテクニック集はこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事