ブーイングを浴びた久保建英は2点に絡むも…メッシがハットトリックのバルサが「マニータ」でマジョルカを一蹴!

2019年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「MSG」が揃い踏み

5試合連続のスタメンを飾った久保。古巣を相手に存在感を放った。(C) Rafa HUERTA

 現地時間12月7日に開催されたラ・リーガ第16節で、首位バルセロナが17位のマジョルカをホームに迎えた。

 10歳の時から約4年に渡ってカンテラ(下部組織)に在籍した古巣バルサとの初対戦となった久保建英は、5試合連続のスタメンに名を連ね、4-4-2の右サイドハーフに入った。その日本代表MFは開始6分、右サイドから鋭いパスを送り込むも、惜しくも合わない。

 すると、その直後だった。GKテア・シュテーゲンのゴールキックに反応したグリエーズマンがうまく抜け出て独走。最後は、ループ気味のシュートでGKレイナとの1対1を制して、先制点を挙げる。

 さらに、17分にはメッシが圧巻のミドルを叩き込み、あっさりリードを広げる。その後もスアレスが二度の決定機を迎えるなど、バルサが押し込む展開が続く。

 35分にプディミルに1点差に返されるも、41分に再びメッシの左足が火を噴いて突き放すと、その2分後には鮮やかなパス回しからスアレスがヒールシュート。前半で4-1とする。

 今夏にバルサからのオファーを断って、宿敵のレアル・マドリーと契約したこともあり、カンプ・ノウの観衆からブーイングを浴びた久保は、ドリブルで1点目の起点となったほか、鋭い突破で何度かファウルを誘うなど奮闘を見せる。

 後半60分に右足でシュートを放った18歳はその4分後、オーバーラップしてきたガメスに絶妙なパス。この右SBのクロスを再びプディミルがヘッドで合わせてマジョルカが1点を返す。

 しかし反撃もここまでだった。84分、スアレスの落としをメッシが振り抜き、ハットトリックを達成。マニータ(5得点)のバルサが、4連勝で首位をキープした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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