マジョルカの久保建英は現地時間７日、特別な一戦を迎える。

　10歳の時から約４年に渡ってカンテラ（下部組織）でプレーしたバルセロナとのアウェーゲームだ。

　15年にバルサを退団して約4年、その古巣から声が掛かったにもかかわらず、最大のライバルであるレアル・マドリーと今夏に契約した日本代表MFを、かつて過ごしたクラブは温かく迎えてくれるようだ。

　バルサの公式ツイッターの日本語版は、この試合に先立ち、次のようなメッセージとともに、久保のカンテラ時代のプレー集を投稿した。

「また君に会えるのを楽しみにしてるよ。そして土曜、より良いチームが勝ちますように」

　このバルセロナの粋な投稿にファンも反応。次のようなメッセージが寄せられている。
 

「素晴らしい」
「さすが！」
「スポーツはこうでなくっちゃ」
「粋ですなぁ」
「レアル久保のプレー集を投稿するなんて人間性が高く評価されていないと…」
「ご本人にとって最高のコメント！」
「素敵なメッセージありがとうございます」

　また、まだあどけない久保の姿に、「かわいい」という声も挙がっている。

　前節のベティス戦では再三に渡って違いを作り出していただけに、この若きサプライ戦士がカンプ・ノウのピッチに立つのはほぼ間違いないだろう。

　憧れの舞台で日本の18歳がどんなプレーを見せてくれるのか。注目の一戦から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部