「スター同士の対決になると思われたが…」柴崎岳と香川真司の日本人対決にスペイン全国紙が皮肉!

2019年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「よりフィジカル重視でスペースの狭いサッカーに苦戦」しているのは?

柴崎(左)と香川(右)。この両雄の対戦はスペインでも注目を集めているようだ。 (C) Mutsu KAWAMORI

 スペインで実現する可能性のある日本人対決は、現地メディアでも話題となっている。

 来る12月8日(現地時間)に行なわれるラ・リーガ2部の第19節で、デポルティボとレアル・サラゴサが激突する。柴崎岳と香川真司のマッチアップが注目を集めている一戦だ。

 だが、この両雄は、厳しい状況に置かれている。リーグ最下位に沈むチームにあって、ポジションを失っている柴崎は、前節に交代出場するまで5試合連続で未出場……。一方の香川も開幕直後こそ好調を維持していたものの、10月以降はコンディション不良が影響してか、精彩を欠くゲームが続いている。

 そんな両者の現状を踏まえて、スペインの全国紙『Marca』はレポートを掲載。「シーズン開始時点ではスター選手同士の対決になると見込まれていたが、どちらの日本人も良い時期を過ごしてはいない。期待されたパフォーマンスを見せられていない」と皮肉りながら、次のように続けた。

「二人は、チーム屈指のスターであり、世界的な影響力をもたらし、ゴールに絡んで格の違い見せ、良いレベルでシーズンをスタートさせた。しかし、日が経つにつれて、そのパフォーマンスはかけ離れていき、彼らはフィジカル的な問題を抱えるようになった」

 記事では、それぞれの課題についても分析しており、香川については、「2部リーグのよりフィジカル重視でスペースの狭いサッカーに苦戦」と綴ったうえで、「コンディションの問題を解消して徐々にレベルを上げていくことを誰もが期待している。サラゴサの昇格争いには日本人選手の活躍が必要だ」と続けた。

 一方の柴崎についても同様に期待が寄せられている。同紙は、今年10月に起きた監督交代が不利に作用したとの見解を示したうえで、新しく就任したルイス・セサル監督のシステム変更が出場機会アップに繋がると見通した。

「ベルガンティノスとのダブルピボーテ(ダブルボランチ)でのシバサキのプレーは、非常に不安定だった。また、ルイス・セサル監督就任後に、代表チームの遠征に招集されたのも、彼に対する信頼を傷つけた。

 しかし、チームは新しい4-3-3の布陣に取り組んでおり、おそらく日本人は居場所を与えられるだろう。デポルティボのサポーターは、彼がスペインで過ごした最高のシーズンだったテネリフェ時代のようなクオリティーやプレービジョンを見たがっている」

 果たして、柴崎と香川の対決は実現するのか。注目の一戦から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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