「勝者は生まれるが、敗者はいない…」メッシ受賞のバロンドール“怪情報”にファン・ダイクは何を思う?

2019年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

メッシの受賞が決定的と見られるなかで何を思うか――

2019年は、ディフェンスリーダーとして好調を維持したリバプールを牽引する活躍を披露したファン・ダイク。それだけにバロンドールを受賞してもおかしくはないが……。 (C) Getty Images

 13年ぶりとなる快挙には、至らないかもしれない。それでも、リバプールの大黒柱は、ポジティブな姿勢を貫いている。

 現地時間12月2日、フランスのサッカー専門誌『France Football』が主催するバロンドールの受賞者が発表される。

 その中で、注目を集めているのは、昨シーズンのチャンピオンズ・リーグに優勝し、今シーズンは首位を独走するリバプールの主将フィルジル・ファン・ダイクは、有力候補のひとりとみられている。

 実際、ファン・ダイクは8月、DFとして初めてUEFAの年間最優秀選手に選ばれた。バロンドールも受賞となれば、DFとしては2006年のファビオ・カンナバーロ以来の快挙だ。

 だが、一部メディアによると、バロンドールはバルセロナのリオネル・メッシが通算6度目となる受賞を果たすとの見方が強い。FIFAの年間最優秀選手賞でも、メッシの後塵を拝したファン・ダイクは2位になるとの報道も出回っている。

 しかし、英衛星放送『Sky Sports』によると、ファン・ダイクは、「なるようになるさ。その(式典の)夜に敗者はいないよ」と述べた。

「クラブと代表でのパフォーマンスから候補に選ばれたことを非常に誇らしく思う。多くの選手が選ばれるものではない。だから、誇らしいよ。ひとりの勝者が生まれるけど、敗者はいないんだ。どうなるか、様子を見よう」

 メッシのライバルであるクリスチアーノ・ロナウドは、式典を欠席するとも噂されている。だが、ファン・ダイクは年間最優秀選手の候補にノミネートされたことを誇っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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