86分にメッシが千金弾! アトレティコの堅牢を破ったバルサが首位をキープ! グリエーズマンには激しいブーイングが…

2019年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半はアトレティコが押し込むも…

古巣のサポーターからブーイングを浴びたグリエーズマン(右)は不発に終わったが……。(C)Getty Images

 現地時間12月1日、ラ・リーガ第15節のビッグマッチ、首位のバルセロナと4位のアトレティコ・マドリーの一戦が、後者の本拠地ワンダ・メトロポリターノで開催された。

 ホームのアトレティコは、左SBにサウール、2トップの一角にジョアン・フェリックスを起用。一方のバルサは、古巣との対戦となる注目のグリエーズマン、メッシ、スアレスの「MSG」が前線に並び、ブスケッツが出場停止のアンカーには、ラキティッチが入った。

 最初のチャンスはアトレティコ。6分、セットプレーの流れからCBエルモソが折り返したボールがジュニオルに当ってコースが変わり、ゴールに吸い込まれそうになるが、ポストに阻まれた。

 20分にもJ・フェリックスのクロスに再びエルモソが右足のボレーで合わせるが、GKテア・シュテーゲンのビッグセーブに防がれる。この時間帯、ホームチームがバルサを圧倒。24分にはエレーラが高い位置でボールを奪い、際どいシュートを放った。

 バルサにようやく決定機がおとずれたのは26分。メッシが果敢なプレスでボールを奪い、そのまま左サイドから持ち込んで中央にパスを送るも、ラキティッチのシュートはGKオブラクの正面を突く。36分にはメッシとのパス交換からスアレスが狙うも、惜しくもシュートは枠を外れた。

 前半終了間際には、両軍ともCKからチャンス訪れる。しかし、モラタとピケのヘッドは、それぞれテア・シュテーゲンとポストに阻まれ、ゴールは奪えず。0―0でハーフタイムを迎える。

 後半は、60分過ぎにスアレスとメッシが続け様にシュートを放つなどバルサのペースで進む。68分にはこの日ブーイングを浴び続けていたグリエーズマンが、スアレスの浮き球のパスをボレーで狙うも、大きく外してしまう。

 均衡がついに敗れたのは86分だった。カウンターからメッシがドリブルで持ち込み、スアレスとのワンツーから狙いすましたシュート。これが鮮やかにネットを揺らす。

 アトレティコの堅牢をついに破ったバルサが1-0で勝利し、首位をキープ。一方、シメオネ監督はリーガでのバルサ戦初勝利をまたしても逃した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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