「プロ意識が欠けている」療養中のチェルシーMFがドバイのクラブで大はしゃぎ! ランパード監督は会見で…

2019年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

クラブ遊びがSNSに流出

故障で療養していたはずだったバークリー(8番)の行為にラパード監督(右)は……。 (C) Getty Images

 現在、故障のために戦列を離れているチェルシーのロス・バークリー。療養中である彼の振る舞いに、フランク・ランパード監督が釘を刺した。英紙『Daily Mail』など複数のメディアが報じている。

 足首の怪我で離脱しているバークリーは、11月の代表ウィークの間も休養を得て静養していると思われていた。しかし、療養先であるドバイのナイトクラブでの動画がSNS上に流出。上半身裸ではしゃぐ様子が知れ渡ってしまった。

 イングランド代表MFは、9月にも泥酔状態でタクシーと代金の支払いでトラブルを起こし、警察官に見守られながら、ATMで金を下ろす様子が出回っていた。

 不祥事が続いた教え子について、チャンピオンズ・リーグ(CL)のバレンシア戦の前日会見に登場したランパード監督は「罰を与えるつもりはないが……」と前置きしたうえで、このように語った。

「(騒動については)本人も色んなことを感じていることだろう。(9月の)最初の報道の時、彼は反省したはずだ。2回目の出来事も、呆れられて当然だろう。私は、どちらも人間として最悪なことではないと思っている。とはいえ、プロ意識の欠如は明らかだ。

 彼のことはとても優れた選手のひとりだと思っているし、その信頼は揺るぐことはない。だが、リハビリを終えてチームに戻ってきた際にはハードワークが必要となることだろう。ロスの価値をピッチで証明するためにね」

 一見、たしなめているだけのようにも思えるが、先日厳しい罰金制度を設けていることが話題になったランパード監督なだけに、本心は別のところにあるかもしれない。『Daily Mail』紙は、「休養中に明かされたふざけた態度への非難は明確」としている。

 バークリーの復帰の時期はまだ明らかにされていないが、その際にはファンの厳しい視線に晒されるのは間違いないだろう。信頼を取り戻すためには、ピッチで結果を残す以外にない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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