「もう少し期待していた…」本田圭佑の“再デビュー”に蘭メディアは落胆! ファンの8割は「過大評価」と判断

2019年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

SNSでも辛辣意見が上がる

フィテッセでのデビュー戦で精力的なパフォーマンスを披露した本田。だが現地の評価はそれほど芳しくなかった。 (C) Getty Images

 日本サッカー界のカリスマが186日ぶりにピッチに帰ってきた。

 現地時間11月24日に行なわれたエールディビジ第14節で、敵地でスパルタ・ロッテルダムと対戦したフィテッセは0-2で敗れた。

 今月6日にフィテッセに電撃加入をし、注目を集めていた本田圭佑は、エールディビジでは3628日ぶりの出場となったこの試合で、4-2-3-1のトップ下で先発入り。ゲーム序盤から81分に退くまで精力的なプレーを見せた。

 しかし、チームを4試合ぶりの勝利に導く決定的な仕事ができなかった本田には、早くもファンから不満の声が上がっている。

 オランダ・メディア『Voetbal Flitsen』は、「多くのフィテッセ・サポーターはホンダにもう少し期待をしていた。現時点では彼が違いを生みだしたとは考えていない」と、デビュー戦がやや期待外れな結果となったことを紹介した。

 さらに地元紙『De Gelderlander』は、「ホンダは過大評価されているか?」というテーマのアンケートを実施。およそ80パーセントのファンが「イエス」と回答している。

 同紙はツイッターで目立った本田のデビュー戦に対するファンの反応をまとめて紹介。いずれも手厳しいものが並ぶ結果となった。

「我々はスポーツカーのような馬力があると思っていた」
「ホンダがより多くのことをもたらすとは思えない」
「ホンダはこの先、どのように適応するか。時間がかかりそうだ」
「これ以上のハードワークを33歳の彼に求めるのは酷か……」

 たった1試合で辛辣な評価を受けるのは、期待の裏返しとも言える。チームの結果が付いてくれば、おのずと本田への見方も変わってくるはずだ。それまでは辛抱強く、ピッチ上で良いパフォーマンスを見せ続けるしかないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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