「アジア最高のクラブ」「リベンジを果たした」アル・ヒラルのACL制覇をサウジ紙が激賞! 対戦相手、浦和の評価は…

2019年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「目立ったアタッカーは少なく…」

試合終了のホイッスル後、空を仰いだ興梠。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2レグが、11月24日に埼玉スタジアム2002で行なわれた。サウジアラビアの強豪アル・ヒラルが2-0で浦和レッズを下し、2戦合計スコアも3-0とし、ACLのタイトルを手にしている。

 この勝利を、サウジアラビア現地紙『Arab News』は、「サウジの"巨人"が偉大なタイトルを獲得」と大々的に報じた。

「アル・ヒラルは、2011年にカタールのアル・サッドが制して以来の、中東クラブのACL戴冠を果たした。また、2017年の決勝で浦和に敗れた際のリベンジをきっちり果たし、浦和を叩きのめした。レッズでめぼしいチャンスを作ったのは、2回ほど。目立ったアタッカーは少なく、決定機に持ち込んだのはタカヒロ・セキネ(関根貴大)くらいだ」

 さらに、『FOX Sports』のアジアサッカー通ガブリエル・タン記者は「両チームは出だしこそ硬かったが、サウジの巨人たちは第1レグの結果に慢心することなく貪欲にゴールを求める姿勢を見せ、結実した。浦和は、シンゾウ・コオロキ(興梠慎三)やカズキ・ナガサワ(長澤和輝)、タカヒロ・セキネ(関根貴大)らがコンビネーションでチャンスを作ろうとしたが、いずれも阻まれた」としている。

 また、英大手経済紙『Forbs』のスティーブ・プライス記者も、「西アジアのチャンピオンは、自分たちが実力でアジア最高、かつ最大のクラブであることを証明した。アル・ヒラルが今季ACLの試合で決めたゴールは計26ゴール。この数字はほかのどのクラブよりも多い数字だ」と勝者を称えた。

 アル・ヒラルは12月11日からカタールで開催されるクラブ・ワールドカップへの出場権を獲得。初戦は12日、チュニジアのエスペランスと対戦することになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【ACL決勝第2戦】浦和0-2アルヒラル|白熱の攻防を見せるも…過密日程の中、ACL準優勝
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事