ボローニャ冨安健洋が約1か月半ぶりに実戦復帰! 加入後初めてCBでプレーするも悔しい途中交代に…

2019年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

加入後初めての途中交代

代表戦で負傷し、5試合を欠場した冨安がついに戦列に復帰した。(C)Getty Images

 現地時間11月24日に開催されたセリエA第13節のパルマ戦で、ボローニャの冨安健洋が、10月6日の第7節ラツィオ戦以来となる6試合ぶりのピッチに立った。

 開幕から7試合連続で先発フル出場を果たすなど、新境地の右SBで定位置を確保していた冨安だが、10月10日に行なわれたカタール・ワールドカップ2次予選のモンゴル戦で、試合終盤に左足のハムストリングの故障。戦線を離脱していた。

 約1か月半ぶりに実戦復帰した冨安は、ダニーロとマッティア・バーニが出場停止のため、初めて本職のCBで先発した。

 17分にデヤン・クルセプスキの強烈な左足シュートで先制されたホームのボローニャは、40分にCKからロドリゴ・パラシオが決めて同点に追い付く。

 しかし、後半に入って71分にカウンターを浴びると、ユライ・クツカのスルーパスに反応したシモーネ・イアコポーニに勝ち越しゴールを献上。難しい対応だったとはいえ、自身の裏のスペースを突かれた日本代表DFにとっては、悔やまれる失点となった。

 実戦から遠ざかっていた影響だろう。この後、足がつってしまった冨安は、84分に加入後初めてとなる途中交代。37分にシーズン3枚目のイエローハットを受けたことも含めて、悔しい復帰戦となった。

 チームが後半アディショナルタイムにブレリム・ジェマイリの劇的ゴールで2-2に追い付き、4連敗を免れたのがせめてもの救いだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

 
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